丹沢三峰縦走
丹沢山〜塔ノ岳〜鍋割山

塔ノ岳より 朝焼けに燃える富士山

山行日 2019年1月4日 (金)〜5日(土)
同行者 単独
山のデータ 本間ノ頭: 1,345.4 m
円山木ノ頭: 1,360 m
太礼ノ頭: 1,352 m
丹沢山: 1,567.1 m
塔ノ岳: 1,490.9 m
鍋割山: 1,272.5 m


丹沢縦走最終章

2014年12月に蓑毛バス停〜塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜檜洞丸〜犬越路
2015年11月に鳥屋〜焼山〜黍殻避難小屋〜袖平山〜犬越路
2016年3月に山中湖平野〜高指山〜弧釣避難小屋〜畦ヶ丸〜大滝峠上〜大滝峠
2018年4月に大室山〜加入道山〜畦ヶ丸

残された丹沢三峰線の縦走路、陣馬・高尾周辺の山から丹沢方面を眺めると、大山に引き続き、徐々に高度を上げながら、三峰のギザギザを越えて丹沢山へと続く尾根にムチャクチャそそられる

あのギザギザの稜線を繋ぎたい って、ことで、2019年の初登りは、このコースとなりました 

昨年のGWに天目山から眺めた大山から丹沢三峰を経て丹沢山へと続く尾根

ほらほら、こんな尾根 見たら 貴方も繋げたいと思うでしょ!!


小田急の本厚木から宮ヶ瀬行きのバスで、三叉路BSにて下車

ここで降りたのは、ピッケル君を含めて3名

マイナールートやし、一応、平日だから、こんなもんヤロカ?

登山道は、しっかり整備されていて、標識も完備

どのレポ見ても、この標識が登場します

10 Kmって 遠ぉ〜いぃ〜 (^_^;)

宮ヶ瀬湖の向こうに仏果山(中央)と経ヶ岳が見えます

昔のピッケル君なら、迷わず高畑山山頂経由を選んだのですが、、、、、、、

寄る年波には勝てず、巻き道を選択

標識に記載の通り、トラバースは、狭く、切り立っていて、落ちたら助からないって、道でした



金冷し手前は急斜面のトラバース

鉄製はしご や 木製はしごを 通り過ぎます

金冷しの先には、少し崩壊した 木製はしご

見た目は 怖いですが、こちらはさほどでも無いです

登山道からは、何度も 宮ヶ瀬湖が見えるのですが 木々に遮られて カメラに収めることが困難

金冷し 付近で ようやく 木々の隙間から 
虹の大橋を捉えます

そう云えば、持参している昭文社の地図(1992 年版)には、宮ヶ瀬湖が無いんです

どうやら 宮ヶ瀬湖自体は 1998年に出来たらしい

なんてこと 云っている場合じゃ無く、そんな 古い地図 使ってちゃダメなんじゃない?

・・・・・って 突っ込み云われそうですけど

やっぱ 古い地図って 愛着あるし・・・・・

事前に最新ルート等 調べているので 勘弁して下さい m(_ _)m


三叉路BSから 3時間10分 ようやく 丹沢三峰1峰目の 本間ノ頭に到着

立派な三角点はあるのですが、展望は ほとんど無し

取り敢えず、、、、  っちゅうこって、ベッタベタの記念撮影
2峰目の円山木ノ頭は、木標だけの地味なピーク

木々の隙間から丹沢最高峰の蛭ヶ岳(右)〜鬼ヶ岩ノ頭(中央)〜不動ノ峰(左)が見えます
3峰目の太礼ノ頭も 地味なピーク

これを越えると、そろそろ管理された木道が多数 出現

こんな お茶目な モニュメントもあったり・・・・
出発から 5時間でようやく 丹沢山に到着

ここからも 富士山の展望は素晴らしいのですが、今日は残念ながら どっぷり 雲に覆われている

丹沢山頂を辞して、塔ノ岳へと向かうと、雲の切れ間から 半分だけ 富士山が顔を出す

♪♪♪ 半分だけよぉ〜 ♪♪♪
♪♪♪ いい加減にして〜 ♪♪♪

(by 中森明菜)

・・・・・ なんて 口ずさんじゃうのは オジサン だけでしょうか??

 

丹沢山から塔ノ岳へは 牧歌的な 笹原
本日のフィナーレを飾るにふさわしい 最高の雰囲気


宮ヶ瀬・三叉路BSから ジャスト6時間

ようやく 塔ノ岳に到着

時間の経過と共に 雲も増え、楽しみにしていた富士山はお預け

4年ぶりに訪れた尊仏山荘

ストーブの前で 丸くなっているハズの ミー ちゃんは 居なくなっちゃったけど

前回と変わることの無い暖かい雰囲気が 懐かしくって・・・・

まだ 3時だと云うのに お疲れ様のビール

ちょっと、今回は 失態だらけで

夕食〆の 煮麺の出汁忘れて コンビニで 松茸の吸い物 買い求めたり

ガスバーナーのヘッド忘れて、お隣さんのを拝借したり

大好物のウィンナーを炙ったら、「煙は勘弁してよぉ〜 火災報知器作動しちゃうから〜」 なんて、云われたり

本格的な酒宴には まだまだ 早いし・・・・ どうしようかなぁ〜 なんて 思っている間に

この山荘での酒宴だけを目的に 遠路 福井から毎年来られていると云う 老夫婦の陽気さに吊られて、そのまま宴会に突入

ご夫妻からの お裾分けが いかにも 北陸の郷土料理って感じで・・・・・

馬肉の燻製

山女魚の甘露煮

キュウリの粕漬け

数の子入りの松前漬け
         ・
         ・
         ・
         ・
ご夫婦の人柄が 隠し味となり、何から何まで ひたすらに 美味かった

  
 
 
 
 
 
 


こんなに お喋りして・・・・

こんなに 笑って・・・・・

こんなに 楽しい宴・・・・・

そう云やぁ〜 しばらく 忘れてたな

典型的な冬型の 分厚い雲に完璧に覆われ

夕陽に輝く 富士山は拝めなかったが

そんなの どぉ〜 でも 良い!!ってほど 楽しかったっす



翌日に続く ⇒


コースタイム


ルートマップ 


1/4 (金): 1日目

電車
5:54 5:89 6:02 6:16 6:25 6:56 7:03 7:25
池上 蒲田 東神奈川 町田 本厚木


バス
7:25 8:24
本厚木駅 三叉路BS


歩行
8:30 12:00 12:25 12:50  13:40 14:35
三叉路BS 本間ノ頭 円木ノ頭 太礼ノ頭 丹沢山  塔ノ岳 (泊)


1/5(土): 2日目


歩行
8:00 8:55 11:10
塔ノ岳 鍋割山 大倉BS



バス
11:15 11:28
大倉BS 渋沢駅


電車

11:34 11:44 12:45 13:00 13:40 14:05 14:08  14:26 14:35  14:39
渋沢 鶴巻温泉(温泉入浴) 海老名(昼食) 横浜 蒲田  池上







ピッケル君のアウトドア









































inserted by FC2 system