中央アルプス
空木岳・東川岳

山行日 2018年7月14日 (土)〜15日(日)
同行者 単独
山のデータ 空木岳: 2,863.7 m
東川岳: 2,671 m


雨に祟られる空木岳

そろそろ百高山踏破に向けてカウントダウン
何となく、踏み残してしまった中央アルプスの東川岳へと照準を絞る
ここは、2011年に駒ヶ岳ロープウェイを使って、極楽平〜檜尾岳〜熊沢岳へと縦走したのに、熊沢岳で引き返して、踏み忘れ
2014年には、東川岳のみを目的に池山林道終点から空木平避難小屋泊でチャレンジしたのに空木岳の暴風雨で断念
なぜか、相性が悪い

3週間も前に、「毎日アルペン号」を予約
天気が悪いと、キャンセル料が無駄になるけど、海の日の3連休は、ド・ピーカン

金曜日の仕事を終えて、いったん池上の隠れ家に帰宅
山行準備を整えて、夜行バスの出発地となる竹橋駅へ

竹橋駅のパレスサイドビルの『
赤坂飯店(分店)』にて腹ごしらえ

チャーハンと 麦焼酎ロックって 相性悪い ・・・・ (-_-;)
『毎日アルペン号』は ほぼ時刻通りの4:10に菅の平に到着

まだ日の出前で薄暗いにも関わらず、しらび平行きのバスのチケットを買う人々の長蛇の列

こんなの絶対、有り得ない・・・・

なんて 云いつつ、2002年に今は亡き両親と娘とのハイキングで利用したのを皮切りに、3度も利用している・・・・
4年前は、マイカーだったので、池山林道終点まで入れたが、今日は菅の平バスセンターからスキー場を抜けて延々歩く


1時間半ほど歩き、ようやく 池山林道終点の登山口に

ここまで来るだけで、結構のアルバイト
池山小屋の水場で、「柿の葉一本」

山中泊の山行では、もうすっかり定番

昨日、職場の最寄の東京駅で買いそびれ、仕方なく、蒲田駅にて購入

4年前の山行レポには、「さして美味くも無い」なんて書いた、ここの水場・・・・

今日は 美味しかったっす <m(__)m>

その時の体調で 水の味は変わるのかな??

前回に比べて、1.5時間も余計に歩いているせいなのかなぁ〜??
大地獄の鎖場

今回は、結構 きつくて怖かった。

特に この鎖場は 登るの えらい苦労しました
ヨナ沢の頭付近で、木々の遮りから視界が開け、ほんの少し、南アルプスが顔を出す

右の尖がりは、塩見岳


分岐を避難小屋方面に向かうと、高山植物の百花繚乱
この付近は、いつも お花がいっぱいです

モミジカラマツソウ ハクサンシャクナゲ ハンショウヅル
ニッコウキスゲ ハクサンフウロ チングルマ アオノツガザクラ


ほとんど休憩も取らず、黙々と歩き続けたので、避難小屋には11時前に到着

もちろん1番乗りだ
空木岳山頂は、生憎、ガズに覆われている

これじゃぁ〜 山頂行ってもしゃぁ〜ないなぁ〜?」 って ことで、、、

避難小屋でダラダラ、グズグズ

小屋脇の 沢の雪解け水が、強烈に冷たくって
タオルに浸して 体拭いたり

飲料水用に 煮沸したり

そうこうする間に、関西某有名国立大学の H大学の 探検部の学生が大挙してやってきた

なんと 総勢 15名

大学ワンゲル大好きなピッケル君ではあるが、、、、

チト 絡み辛かった (-_-;)

いつまで待っても、晴れてこないので、14:40 待ちきれずに避難小屋を出発

駒峰ヒュッテに着いても この有様

山頂へは行かず、駒峰ヒュッテでビール

名古屋在住のアンチャンが声かけてくれ、しばし団欒

2杯目も。。。。と思ったが千鳥足で下山するのも ?? なので、お暇

下山は駒石コースを下る

これが 大きな敗因・・・・・・
ピカッ !! バキバキ ゴロゴロ !!

雷鳴がとどろいた

その後、すぐに 土砂降りの雨

雹(ヒョウ)まで振って来て 体に当たると痛いほど

雨具を着ける間に、サブザックも含め 下着までずぶ濡れ (-_-;)

ようやく雨具を着け終え、歩き続けると・・・・・

パキッ !! ミシミシ ドッカーン
すぐ近くに落雷した様子

慌てて 屈むけど いまさら 遅いんだよネ



避難小屋に到着する頃には すっかり 濡れ鼠

着替えたり、濡れ物の片付けなど、相当に手間取る

典型的な夏の夕立ようで、1時間後には、すっかり青空

あのまま駒峰ヒュッテに居座っていれば

雨にも濡れず 絶好の夕陽が見れていたのに (>_<)

そもそも、空木平避難小屋泊じゃなくって、駒峰ヒュッテ泊にすれば良かったんだ

計画時点では、混雑するだろう って 理由で わざわざ駒峰ヒュッテを敬遠したのに

なんと 今日は10人ほどの泊り客

一方、空木平は 例の学生さんの団体で 大混雑

まぁ〜 結果論かな??

そう云えば、2006年に越百山〜空木へと縦走した際にも

摺鉢窪避難小屋手前で、土砂降りにやられたなぁ〜

中央アルプスって 夏の夕立が多いのかな ?

夕食は、久しぶりにレトルトスパムを使った ゴーヤチャンプル

いつもの網焼き居酒屋メニューに 野菜天や ししとう などを持参してきたが、訳あって、そんな気分にもなれず。。。。

のべ7時間以上もの歩行で しとどに疲れ

7時には就寝

なんやかんや 3時まで 一度も目覚めることなく 熟睡











翌日に続く ⇒


コースタイム



ルートマップ 


7/13 (金): 0日目

電車
20:38 20:42 20:50 21:11 21:30 21:32
池上 蒲田 東京・大手町 竹橋


バス
23:00 4:10
竹橋 菅の台バスセンター


7/14(土): 1日目

4:40 5:00 6:15 7:20 10:50
菅の台バスセンター 空木岳登山口 池山林道終点 池山小屋水場 空木平避難小屋

14:40 15:20 16:00 16:50
空木平避難小屋 駒峰ヒュッテ(ビール) 夕立・雷雨・雹 空木平避難小屋(泊)



7/15(日): 2日目

4:20 5:10 7:00 7:10 7:20 9:30 11:00 14:45 14:55
空木平避難小屋 空木岳 東川岳 空木岳 空木平避難小屋 空木岳登山口 こまくさの湯

15:50 16:25 17:00 23:10 23:16 23:51 24:10
こまくさの湯 駒ヶ根バスセンター 新宿 蒲田 タクシー 隠れ家






ピッケル君のアウトドア









































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