西吾妻山

青空の下に居並ぶスノーモンスター

山行日 2023年3月4日 (土)~5日(日)
同行者 ゲンさん
山のデータ 西吾妻山: 2,035 m


リトルスノーモンスターと戯れる
初日は、移動日っちゅうことで、ザ・観光・・・・・・
・ そばや 伝右ヱ門 の 三味そば と もち天雑煮
・ 酒屋 かもしかや で 利き酒
・ 中屋 別館 不動閣の温泉を満喫
・ 民宿 白布屋 で 囲炉裏で米沢牛の焼肉
何から 何まで 大満足で寛いだ

今日は、いよいよ 憧れの スノーモンスターと戯れます


その2 スノーハイク編


民宿から、ロープウェイ乗り場までは、徒歩 15 分ほどかかるのですが、
宿の常連さんに、車で送って頂き、7:15頃にロープウェイ乗り場に到着
すでに、チケット購入の列が出来ていましたが、始発から2台目のロープウェイに乗り込むことができました


米沢駅の観光案内所で、割引券をゲットすれば
ロープウェイ&リフトの往復チケットが 3,800 円となります
皆さんも 是非 立ち寄って入手して下さいネ


ロープウェイから降りると、いきなり 絶景が飛び込んで来ます
飯豊山地です
今日は、ずぅ~っと この山に目が釘付けとなります
それにしても このコバルトブルーの空
ゲンさん が 云う 天国と地獄
今日は、最高の天国となることが確約されています


スキー場のゲレンデの先には 蔵王連峰が見えます
ゲレンデが ドリーネ みたいです


mゲンさんは アルブ天元台 に 立ち寄って、スノーシューセット(要予約 1,500 円) をレンタルします

ピッケル君は、ここで 山バッチをゲットです


天元台高原駅から リフト3機を乗り継いで、北望台を目指します
高度を上げるにつれ、背後に
朝日連峰月山を見下ろし
周囲は樹氷に囲まれます


朝日岳、月山、鳥海山
いずれも 東北の名峰ですが、全て未踏です
近いうちに、踏破したいものです


3機目のリフトを降りると 北望台
ここで、わかん や スノーシューを装着して準備を整えます


しばらくは、樹林帯を歩いて、スノモン地帯を目指します
ゲンさんの 手袋
そうそう 近年 冬山ハイクで絶大な人気を誇る テムレス ですネ
メーカーである ショーワグローブのホームページには以下のように書かれています

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水を通さず湿気は逃がす! 透湿防水機能でムレにくい
透湿性と防水性を兼ね備えた素材を採用。
汗などの湿気を手袋外部に放出することで、作業中のムレを軽減します。
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本格的な雪山用登山グローブが、2万円近くするのに対し
テムレスは、Amazon で買えば、何と 1,600 円 !!!

今日もかなりの高頻度で テムレス履いているのを見ました


木々に隠されて、なかなか その全貌を捉えられなかった 飯豊山地を はっきり捉えます
もう 何枚 この飯豊山を狙った写真を撮ったか判らない
それくらい 
魅力的な山容でした

紅葉が素晴らしいそうなので、秋に縦走したいですネ


でましたぁ~ 居並ぶ スノーモンスターの大群
ここが、中大巓(なかだいてん)分岐

確かに 小ぶり で 
スノモンちゃん と 呼ぶにふさわしいですネ
もう 脳内の興奮系・幸福系・報酬系のホルモンが出まくって
すっかり 訳が判らない状態に陥りました

この光悦感を これ以上 言葉にするのは困難なので
これ以降は、
解説抜きの モンスター特集



右のスノモンちゃん って ゴマフアザラシ っぽい 顔しると思いませんか?



梵天岩にて



ついつい 白い山 ばかりに 目が行って
地味に黒っぽい
吾妻連峰の写真が ほとんど 残っていなかったのですが
これが 貴重なワンショットです




同行頂いた ゲンさん
サングラス越しでも 
ご満悦の様子が判ります


西吾妻山の山頂から磐梯山、猪苗代湖 その奥には那須連峰が見えます


磐梯山が見える付近は 人が多かったので
惹きつけられた 飯豊山が見える 人気の少ない山頂脇に移動して 昼食とします

単独行ばかりで、山でカップ麺を食することが少なくなったのですが
やっぱ 雪山では 温かい食事が良いですよネ~ って ことで
事前に ゲンさんと 打ち合わせて カップ麺で温まります
ファミマの 天ぷらそば ですが とっても 美味しかったっす


食後は ちゃっちゃと 下るのみです
メインルートに戻ってみると、小さな枝に ピンテ が 付いています
どうやら、この辺りが、三角点のようです



あぁ~っちゅう 間に 中大巓(なかだいてん)分岐 付近まで 降りてきました


『ぴー さん 往路でも ここで写真撮ってますよ!』  って ゲンさんに云われるのですが
いやいや 往路とは光の加減が違うでしょ! って 訳の判らん 言い訳してました。

そして、2人は 全くの同意見で・・・・・・

『降りてしまうのが勿体ない (-_-;)』


禿げるくらいに 思いっきり 後ろ髪を引かれながら、北望台へ帰着

リフトとロープウェイを乗り継いで 湯元駅へ降りました。



写真ばかり撮って、ちっとも前に進まない 超スローペースに加え、山頂付近で 腰を降ろして、カップ麺タイムなど
かなり 押し気味のペースでしたが、下山後入浴の時間を確保することが出来ました。
昨日とは違った、白布温泉・東屋へと立ち寄ります。
とっても 良いお湯で、汗を流して着替えも済んで大満足

予定通り、14:30湯元駅発のバスに乗り込みましたが、すでに、ほぼ満席
ゲンさんと 2人分 ギリギリ座席が確保できる状況でした。


コロナ対策で、マスクをしている米沢牛に見送られて、東北新幹線・つばさ号 に乗り込み 帰路に着きました

白い雪 と コバルトブルーの空 のコントラストに魅せられて、雪山に嵌まり、
山は快晴で2割増し、雪があって5割増し、富士山見えたら10割増し、なんて 勝手に云ってますが
こんな ド・ピーカンで、蒼穹(そうきゅう)の下に、居並ぶスノーモンスターの大群が見られたら、満足度 20割増し

今回は・・・・・・・

・ そばや 伝右ヱ門のもち天雑煮
・ 地酒 かもしかや の 利き酒 と オリジナルの米焼酎
・ 民宿 白布屋の米沢牛の囲炉裏焼肉と山小屋風のぬくもり
・ 蒼穹の下に居並ぶスノーモンスター
・ さくさく雪原を わかん で歩く スノーハイク
・ 西吾妻山から眺めた、白く輝く東北の山々(磐梯山、朝日連峰、月山、飯豊山、蔵王、etc.)
・ 源泉掛け流しの白布温泉
・ 山友との語らい


点数化すること自体が無意味で、もう これ以上、何を望むのでしょうか?
宿の手配、日程確保、事前情報収集など、優柔不断で決断できない私の背中を押してくれた ゲンさん に 心から感謝です

そうは云いつつ、来期は雪の武尊や谷川に繰り出せないものかと、思いを馳せています





1日目の記録: 

2日目の記録: このページ


歩いた軌跡


コースタイム

1日目: 3/4 (土)


電車
8:19 8:24 8:31 8:54 9:24 11:20
池上 蒲田 東京 米沢



バス
13:30 14:08
米沢駅 白布温泉待合所



2日目: 3/5 (日)


ロープウェイ
8:05 8:12
湯元駅 天元台高原駅


リフト
8:30 8:55
天元台 北望台


歩行
9:10 10:20 10:30 10:50 11:35 11:50 11:55 12:30
北望台 梵天岩 西吾妻山  梵天岩 北望台


リフト
12:50 13:15
北望台 天元台高原駅


ロープウェイ
13:18 13:25
天元台高原駅 湯元駅(入浴・白布温泉 東屋)


バス
14:33 15:14
白布温泉 米沢駅



電車
16:23 18:36 18:45 19:07 19:15 19:19
米沢 東京 蒲田 池上





ピッケル君のアウトドア









































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