宮地山〜姥子山〜雁ヶ腹摺山〜大峠〜黒岳〜湯の沢峠
(大菩薩嶺南部 小金沢連峰支脈縦走1日目)
姥子山から朝陽に染まる富士山
山行日 | 2015年10月24日(土) - 25(日) |
同行者 | 単独 |
山のデータ | 宮地山: 1,112.7 m 大垈山: 姥子山: 1,503 m 雁ヶ腹摺山: 1,874 m 黒岳: 1,987.6 m |
チョンボ連発も 結果オーライ 当初は関東発公共交通機関で行ける「ザ・メジャー級」の那須岳への山行を目論んでいたが、「天候は北へ行くほど悪そう」 「那須岳秘湯のテント場は満員御礼」とのことで、昨年南北縦走した小金沢連峰の支脈縦走へと予定変更。 今回は、波乱に富んだ オマヌケ山行となりました |
チョンボ@ 普通列車を乗り継ぎ、8:00前に大月駅に降り立つ。 バス停に向かう途中で、出がけにザックの肩ベルトに取り付けていた高度計付腕時計が無いことに気づく (>_<) ショック (泣 アチャ〜 どこで落としたんだろう? 池上線、山手線、中央線快速、中央本線と電車を4本も乗り継いだので、全く見当がつかない (泣 いくら安物とは云え、1万円以上の買い物・・・・ まぁ〜 仕方ないけど、とりあえず 帰路の際に 全ての乗り継ぎ駅で落し物を訪ねてみよう! |
チョンボA 大月からのバスは宮地山のある奈良子方面には行かない。分岐点となる奈良子入口でバスを降り、登山口まで歩く。 せいぜい 20分程度の車道歩きと思っていたが、なかなか到着せず、気ばかり焦る。30分ほど歩くとようやく バスの終点となる奈良子に到着。 さてさて、登山口はどっちかなぁ〜 ??? ガッビィ〜ン!! 登山口は奈良子ではなく、もっと手前の「林沢戸入口」。行き過ぎてしまった (>_<) 慌てて引き返し、宝鐘寺薬師堂の登山口に到着したのは、予定を1時間ほど遅れた10:00 |
写真では立派な登山口の標識があるように見えますが、実際の登山口となる場所には標識は無く判りづらいです
登山口は車道脇の急なコンクリート階段となっています。
写真の標識は、コンクリート階段の反対側にある宝鐘寺薬師堂の敷地内に立っています
朝食を摂っていなかったので もう 腹ペコ
登山口に腰を下ろして、自作の舞茸入り鶏五目御飯を頂く
間違って進んだ奈良子林道から見た宮地山
登山口から宮地山までは、全体的に登りがキツイ。特に地図上で「急坂」と書かれた付近は、相当厳しかった 何度も脚が攣りそうになったが、過去の教訓を生かして、どうにもならなくなる前に休憩を入れる 2時間ほどで山頂に到着。 昭文社の地図には 「宮地」と書かれているが、標識には「宮路」とある 意味的には異なると思うのだが、どちらが正しいのだろう? そんなことを考えながら、昼食 |
宮地山から大垈山へと続く尾根は、あちこち紅葉 地図に 「迷」マークのある地点は、二重稜線となっておりルートファインディングが難しい ずぅ〜っと 尾根筋を歩いていたつもりなのに、急に眼前から尾根が消える 北西方向への下る尾根に誘われるが、南側の尾根に乗り換え西南西に向かうルートが正解 そのまま下ると高圧線鉄塔のある分岐点に到着 大垈山への登りは、巡視路っぽいゴム階段 この急登でとうとう本格的に脚が攣る なんとか 騙し騙し 大垈山に到着 |
チョンボB 姥子山への登りも厳しく、攣っては休み、歩いては攣り、の繰り返し (>_<) 当初の予定を3時間も過ぎた 16:30、ようやく姥子山に到着 もうバテバテで、これ以上の行動は不可能 山頂脇にギリギリ1張り分のスペースがあるので、ここで緊急ビバークテント泊を決定 ちょうど、百闃ア場で水も確保していたので助かった ザックを降ろして テントの設営・・・・・・ ガ・ガ・ガ・ガッビィーン テントのポールを持ってくるのを忘れた (>_<) |
しばらくは、頭が大混乱!! パニック状態 ・下山するには時刻も遅く、1時間もしないうちに暗くなる ・ポール無しのテントに包まるか?? などなど 想いをめぐらす ふっと 周囲を見渡すと ちょうど木々に囲まれたフラットスペースを発見 フライシートを通してテントの張り綱を木々に結べば何とか潜り込む空間を確保できる。 さらにテントの天頂部分からフライシートの空気穴を通した細引きを頭上にある木の枝に結んで、頭上の高さを確保 これで、充分 テント内で座ることも出来る テント底面の4隅にペグ代わりとなる木の枝を差し込めば、通常のテントとほぼ同じ広さとなった。 最大の難点は風に弱いことではあるが、幸いにして、今はほとんど無風状態 |
まさしく、『秋の陽のつるべ落とし』
あっっと 云う間に陽が沈み 辺りは一気に暗くなる
さすがにツェルト風に張ったテント内で、料理を作るのは危険なので
テントから顔だけ出して 「キャベツと豚肉のバクダン鍋」
クッペを網焼きして ガーリックバターで すっかりご機嫌
ちょうどラジオで日本シリーズ第1戦を放送していたが
戦況を理解できる前に、眠りに落ちた
縦走の記録: ・1日目の記録 (このページ) ・2日目の記録 ⇒ コースタイム: 1日目:
2日目:
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