小河内岳と塩見岳



烏帽子岳からの塩見岳


山行日 2012年8月4(土)〜5(日)
同行者 単独
山のデータ 烏帽子岳: 2726 m
小河内岳: 2801.6 m
塩見岳: 3046.9 m

予定変更

「今回こそ!」と 2泊3日の 「荒川三山」制覇 を 虎視眈々と狙っていたが、 週末の予想天気図を見ると 台風11号が南の海上から接近する模様。 天気予報も 土曜日のみ快晴で、日曜日、月曜日は 下り坂の予報だった。
急きょ 1泊で行ける 手近な 「鳥倉林道〜小河内岳」へと 予定を変更

国道152号の大鹿小学校付近から 鳥倉林道に入るが 真っ暗な クネクネ林道は運転し辛いこと限りなし。 およそ30分程度の緊張の運転で 鳥倉林道終点へ到着。 すでに10台程度が駐車しているが バッチリ空いたスペースに車を停め 車中泊

翌朝目が覚めると 駐車場は満車で 路肩にまで停まっている



車止めから30分ほど歩くと 大鹿登山口に到着。 ここには バス停があって、1日2本 伊那大島駅からのバスが運行されている

単調な樹林帯の登りの中で、1/10ごとに こんな看板が立っている
朽ちた木製ハシゴをいくつも超える

6/10を過ぎた地点に この登山道 唯一の水場

三伏峠のテント場から沢に下った場所にも水場があるようだが とりあえず ここで 3Lの水を汲んで持参する
7/10を過ぎると 西側の視界が広がり 中央アルプスがドドドォ〜 っと 聳えて アドレナリンモードに突入

8/10を過ぎた付近が豊口山分岐で 塩川小屋からのルートが合流しているが、このルートは塩川小屋手前の村道崩落により 全面通行止めとなっている

今日は 寂しい 単独山行で、水の調達以外 ほとんど 休憩をはさむことなく 歩き続けたので 鳥倉林道から 3時間かからず 三伏峠に到着

早速 テン場の手続きをして テントを張る

天気が良いのは 本日(土曜日)のみで 明日からは 小雨模様の曇天 との予報で 今回は 小河内岳のみを目指してきた

三伏峠で天気予報を聞くと 明日も好天と云う

予定を変更して 今日 塩見に行くか 明日 塩見に行くか悩んだが アルプスの展望は午前中勝負

それなら 塩見は明日に取っておこう!!

テントを張り終え 早速 小河内岳へと向かう

三伏峠から お花畑を越え 烏帽子岳へと続く稜線に出ると 南側の視界が開ける

これから向かう 小河内岳を始めとして 赤石岳など南アルプス南部の主峰が顔を出す

一昨年 RINちゃんと過激な山行ツアーで制覇した山々だ

烏帽子岳へと向かう登山道で ライチョウの親子に遭遇

もう 手が届くんとチャウかぁ〜 って 思う距離で トコトコ歩いている
烏帽子岳手前で 我らが富士山が 登場して 満足感 100%

ちょうど 午後からの雲がかかり始めている

やっぱ 塩見を明日にとっておいて正解だ

今日 塩見に向かっていたら 塩見到着時間には 確実に富士山は雲に覆われていただろう

アドレナリンモードに突入した ピッケル君は あぁっちゅう間に 烏帽子岳に到着

期待通りの 南アルプス大展望を満喫 (^_-)

小河内岳手前からの大パノラマ
小河内岳へと向かう稜線の登山道と 小河内岳の避難小屋が 何とも牧歌的で スキップして歩きたくなる そんな感じ

小河内岳に着くと ちょうど 避難小屋への物資補給にヘリが到着したところ

ヘリの向こうに 少しだけ富士山が顔を出していて 何とも カッチョエェー

こんな人気の無い場所なので てっきり無人の避難小屋かと思っていたら 限定期間のみの営業小屋らしい

素泊まり 4,500円らしい。 どうやら この先の高山裏避難小屋も同様の形態

これなら これらの避難小屋を利用して 荒川三山へのピストン山行も可能かも?
小河内岳で サバ寿司を食べながら 30分以上も 360度の 大展望を堪能

今日は ここまでの工程だし テン場に戻るよりも ここで ノンビリした方が良い

南アルプスは とにかく デッカイ
あれだけの 大展望を眺めれば すっかり 心は満腹

あとは テン場で ビールで喉を潤せば パーフェクト

っちゅうこって 前週の北アルプスに引き続き2週連続 ゴーヤチャンプル

今回は 「とん汁」を醤油代わりに 味付けに使ってみたが これが 大正解 !!
ビールで ほろ酔い気分ではあるが  まだまだ 本格的な夕食&酒宴には まだ早い

サンセットショーを見に すぐ目の前の三伏山へと 酔い冷ましの散歩に行ってみる

小河内岳から ずぅ〜っと 行程が同じで 何度か会話を交わした青年と またまた遭遇  なんと3時間も この山頂で 刻々と変わる景色の撮影をしていたらしい

デジイチで とっても素晴らしい写真を いっぱい撮っていた

ピッケル君のHPを紹介すると その場で iPhoneからアクセスして すぐに掲示板にカキコしてくれた

残念ながら ちょうど太陽が沈む方向が厚い雲に覆われて 期待していたサンセットショーはイマイチだったけど・・・・・

とっても 素敵な青年と いっぱい お話して 楽しいひと時を過ごすことができました (^_-)
テン場に戻って 本格的に夕食&お酒  とは云え すっかり疲れたので お酒も1杯だけで そのまま 熟睡 ZZZzzz........

2日目へ ⇒

塩見岳の高山植物へ ⇒



コースタイム


0日目(8月3日 金)

19:30 23:00
愛知南部 鳥倉林道終点


1日目(8月4日 土)

5:40 6:10 8:20 9:00 9:45 11:00 11:30 12:40 13:45
鳥倉林道終点 大鹿登山口 三伏峠(テン場) 烏帽子岳 小河内岳 烏帽子岳 三伏峠(テント泊)


2日目(8月5日 日)

4:20 5:00 6:30 7:30 7:35 8:15 9:15 10:35 11:15 11:30 12:00 13:25 13:55
三伏峠 本谷山 塩見小屋 塩見岳(西峰) 塩見岳(東峰) 塩見小屋 本谷山 三伏山 三伏峠 大鹿登山口 鳥倉林道終点


14:10 15:20 16:00 18:45
鳥倉林道終点 清流苑苑(温泉) 愛知南部
















ピッケル君のアウトドア









































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