立山〜別山〜剱岳縦走
(2日目)
室堂〜立山三山〜真砂岳〜別山〜剱沢(泊)
剱岳〜剱御前〜剱沢〜雷鳥沢(泊)
雷鳥沢〜室堂
山行日 | 2017年9月21日〜24日 |
同行者 | 単独 |
山のデータ | 立山(雄山) 3,003 m 大汝山 3,015 mm 富士ノ折立 2,999 m 真砂岳 2,861 m 別山 2,880 m 剱岳 2,999 剱御前岳 2,776.6 m |
ガスガスの中 剱岳アタック後 テント撤収して 雷鳥沢へ移動 初日は絶好の好天に恵まれ、絶景を堪能できたが、夜中3時頃だろうか、テントを大きく叩く雨の音で目が覚めた。 あちゃぁ〜 この激しい雨での剱岳アタックはとても無理だなぁ〜 雨が収まるまで テントで沈か? なんて 悲しい思い 当初、5:00出発の予定であったが、起床を 4:30とし、味噌汁に餅を2個入れた雑煮で腹ごしらえ 5:20頃には雨もほぼ 止みかけていたので、とりあえず剱岳へのアタックを敢行する サブザックにペットボトル1本、非常食、タオル、焼きサバ寿司だけを入れた軽装で出発 |
20分ほどで、剱山荘に到着 部屋の窓の明かりがかろうじて見えるが、周囲はガスガス |
一面 ガス で 写真を撮ることもなく、どこを歩いているかも判らず、ひたすら先行者の後を追う いくつもの鎖場を通過したようだが、恐怖で ほとんど記憶に無い |
雨は収まって来たが、相変わらずガスで何も見えない中、ひたすら いくつもの鎖場と難所を越える |
「カニの縦這い」 と思われる場所で、先行の男女4名組が、相当 苦戦している様子 男性が 女性に足場や態勢を指示している ピッケル君の前を行く単独男性は、先行4人組の完歩を待つ 結局、阿吽の呼吸で この単独男性と アタックをご一緒することになり、この方に 待機しているピッケル君にGoサインを出して頂いたり、足場をご指示頂いたり、本当にお世話になった |
剱沢のテン場から激闘の 2時間40分 ついに 念願の剱岳の山頂に立った しかし、全く展望も無く 恐怖の連続だったこともあり・・・・・ 2度と行きたくない山 ベストスリー入りとなった (残りは 鋸岳と宝剣岳) |
下山も恐怖の連続であるが、例の先行者の後を追う形で、下山 |
恐怖と緊張の連続、さらには悪天候で 昼食など採る気もせず 歩行中は カロリーメイトなどのレーションのみ テントに戻って、しっかりと マルタイラーメンと 焼きサバ寿司で 昼食 |
テントを撤収して、剱御前小屋へと向かう頃には、だんだんと天気も回復傾向となってきた |
剱御前小屋に荷物をデポして、百高山に名を連ねる 剱御前岳へと空身でピストン 地図では40分程度の登りとの記載であったが、何故か15分程度で、剱御前岳と山名版のある山頂に到着 帰宅後にGPSの記載を調べたところ、剱御前手間の p2792で 本当の剱御前岳は その先の p2776.6のようだ まぁ〜 こちらの方が 標高が高いので、ここを ピッケル君の剱御前岳と云うことにしよう |
剱御前小屋から、雷鳥沢への下りは、ナナカマドや草紅葉に彩られ、最高の展望 眼下には色とりどりのテント その向こうには地獄谷から湧き上がる硫黄の煙 天気も回復で ご機嫌だ |
だんだん 雷鳥沢のテン場が近くなり 左は 国見山 中央は 天狗山 |
雷鳥沢のテン場に到着後、、、、 ・テント張って ・テント受付して ・水汲んで ・雷鳥沢ヒュッテまでビール買いに行き テン場に戻って見ると、剱岳からの下山時に正規ルートに誘導して下さった神戸からの男女2人組に再遭遇 彼らは、ここで軽食休憩後、室堂まで行って、一気に下山するそうだ ピッケル君のHPをお教えして、写真掲載のご了解を頂いた m(__)m |
今宵のメニューも ゴーヤチャンプルと いなばの缶詰 特に今回は トムヤムチキンが大ヒット スープに網焼きしたクッペを浸して食せば 美味いこと この上なし |
テントの室内から 草紅葉に染まる御前剱へと続く稜線がバッチリ見え ご機嫌 |
満腹で しとどに 酔った 後は 夕陽に染まる 山々を堪能
縦走の 山行記: ・1日目の記録 ⇒ ・2日目の記録 (このページ) ・3日目の記録 ⇒
1日目歩行 (9/22)
2日目 (9/23)
3日目 (9/24)
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