船窪小屋

山行日 2013年9月14日(土)〜15日(日)
同行者 RINちゃん
山のデータ 『山』 じゃなくって 『山小屋』です
最高のおもてなし


ピッケル君、実は 「大の山小屋嫌い」 なのだ。  普通のサラリーマンにとっては、「海の日」 とか 「夏休み」 とか 「3連休」 なんちゅう 繁忙期しか 山行けないし・・・・

そんな時期のメジャーな 山小屋なんて 「布団1枚に2〜3人」なんて 当たり前と聞く。 人いきれで 蒸し蒸し した狭い部屋に ギュウギュウに押し込まれるなんて 有り得ない

そう想像するだけで 敬遠しちゃう。 そんでもって 山小屋って たいがい 怖い主人に ちょっとのことで 怒られる???  むっちゃ 気を遣っちゃう

今回の山行は そんな 山小屋嫌いを払しょくするのも一つの目的

今日は4人部屋に 定員通りの4人。 同室はお若い男女ペア。 とっても ほのぼのした お二人でした



小屋の朝食はパスして コーヒーとパンで簡易朝食を済ます。

小雨が降り出した 山小屋を 小屋のお母さんや ヘルパーさん から 暖かく見送って頂く

もう RINちゃんなんて 
抱擁してるし・・・

北葛岳や船窪岳をピストンしてから下山するのが 妥当なプランとなるのだろうが、今回は台風18号が接近。

当初から 午前中までに駐車場に戻る って 前提で来ているので、そのまま七倉尾根を下山

今回は 山登りではなく 
山小屋満喫 なのだ




天気さえ良ければ、エメラルドグリーンに輝く 高瀬ダムの正面に 表銀座〜穂高〜槍 が輝いているハズではあるが・・・・・

生憎 今回の山行は 穂高方面だけは 常に厚い雲に覆われていた

仕方が無いので 心の眼で眺めることにする

後ろ髪を引かれながら 天狗の庭を後にする

此処からは 展望も無く ヒーヒー云いながら登ってきた 急坂を 太腿を プルプルさせながら下る

今回は 楽勝 軽量 山小屋泊装備で おそらく 10 Kg程度のザック重量のくせに 登りも 下りも かなり疲れた

特に 下りは 太腿に力が入らず 足元が フラつく

うぅ〜 もう 歳ヤロカ!!?  
明らかに 筋力不足

今まで 山行のために トレーニングしてる って 聞いて アホちゃうか? なんて 思っていたが

そろそろ そういう 歳なんやぁ〜 って 思い知らされる

今日から 寝る前に スクワットでもしよぉ〜かな????


七倉山荘で、船窪小屋で語り合った 関東方面のお二人をピックアップ。

2014年の アルプス・カレンダーを買いに行くという RINちゃんのリクエストで 扇沢バス停経路で、大町温泉・薬師の湯で 汗を流し、お二人を 信濃大町駅までお送りする。

タクシー代の代わり っちゅうことで お送りした御2人に 「天ザル」を御馳走になった。


お  も  て  な  し


「60年間にわたり、一人でも多くの方に喜んで頂こうと 続けて参りました」

これからも 1年1年 心ばかりの おもてなし を ご提供したいと思います

今年 
喜寿を迎え 引退が噂された お母さんの言葉が心に沁みた


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小屋前テラスの大展望

お迎えの鐘

御もてなしのお茶とサンダル

暖かな囲炉裏

山菜三昧の夕食

談話会

行ってらっしゃいの鐘

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これが 日本文化の最高峰!!!

真の お も て な し

「滝川クリステル」 や 「東京五輪を訪れる外人」

この 山小屋に来てこそ 「お も て な し」 の意味が判るんとチャイまっか?



寿司詰めの寝床

大勢の登山客の喧騒

慌ただしい食事

ツッケンドンで怖い 山小屋スタッフ





そんなんで 山小屋を敬遠してきた 私に新たな価値観を与えてくれました



船窪小屋 山行記:

・1日目の記録 
・2日目の記録 (このページ)
 


コースタイム
0日目(9/13 金)
21:30 25:30
愛知南部 七倉温泉駐車場(車中泊)

1日目(9/14 土)
6:30 7:00 10:30 11:30
七倉温泉 天狗の庭 船窪小屋(小屋泊)

2日目(9/15 日)
6:00 6:25 6:35 9:05 11:30 15:00
船窪小屋 天狗の庭 七倉温泉駐車場 扇沢 大町温泉 信濃大町駅 愛知南部





ピッケル君のアウトドア









































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