笹子駅〜三つ峠山荘(泊)〜三つ峠駅


三つ峠山頂から朝陽に染まる富士山

山行日 2020年1月4日 (土)〜1月5日(日)
同行者 単独(同泊者3名)
山のデータ 清八山: 1,593 m
御巣鷹山: 1,775 m
開運山: 1,785 m


奥秩父・奥多摩→大菩薩→丹沢への連結を目指して

前回の山行で、奥多摩の丹波から大菩薩峠を繋ぎ、これにて羽田空港〜奥多摩・奥秩父〜大菩薩峠〜笹子駅までの連結を果たした。
引き続き、笹子駅からさらに南下して、丹沢山系最西端の山中湖平野までの結合を目指す。
今回は、1泊2日で、笹子駅から三つ峠駅を繋ぐ
標準コースタイムは、8:55 で、日帰りと1泊の微妙な行程なんですが、ピッケル君は、三つ峠山荘で1泊なんて、軟弱な選択。小屋泊嫌いだったピッケル君からは、全く信じられない選択となったが、昨年GWの奥秩父山行で、混雑していない山小屋に泊まって以来、すっかり軟弱山小屋派となってしまった。「
もう、ピッケル君も そう云う歳になってきたっちゅうこっちゃ!?」って、自分を慰めてます (-_-;)

三つ峠は、富士山展望の「ザ・定番」。 山荘泊で、夕陽と朝陽に染まる富士山を拝めれば、歩いた軌跡の連結と合わせて一石二鳥やね (^_^)v

出発時にコンビニでミニカップ麺を買い、支払時にカードケースの中にPasmoが無いことに気づく
あちゃぁ〜 昨夜 コンビニで酒買ったときに出して、家に置いてきたらしい???
定期も使えないし、切符の購入も面倒 (-_-;) 山行中止にしようかと泣きそうな気分
どうせ払い戻しすれば良いからって 思い切って 新しいPasmo買っちゃいました。


笹子駅から清八山〜本社ヶ丸〜角研山〜笹子駅の周回コースは、2017年5月に経験済み。
その際、笹子駅から追分さらに、清八山登山口への長い長い車道歩きに辟易とした。

笹子駅の真ん前にバス停があり、ラッキーなことに追分方面行きのバスが駅到着から9分後に出ている。

歩いた軌跡を繋ぐことからすると歩かないとダメなんだけど、すでに2017年5月に歩いているので、今日は、バスを利用

これにて、約40分ほどの時間短縮に成功
追分からも 延々と 車道歩きが続く。

追分トンネルだの、無駄に広いグラウンドだの、崩落地面などを越える
 
追分から 1:15 も歩いて、ようやく登山口に到着。

ここには、登山者カウンターとシカよけネットが設置されている。

前回は、ここに入らずネットの外側を歩いて、えらい難渋したので、今回は、きちんとネットの中に入る。


柵の中は、べったりと雪が積もっており、長い霜柱や先行者の踏み跡

さらにつづら折れの登山道に出ると、何ヶ所かトラバース道が切り立った斜面を横切る。

特にアイゼンの必要性は感じなかったが、足を滑らせて斜面側に滑落したら、とんでもないだろうなぁ〜って場所が何ヶ所かありました (-_-;)
追分BSから 2:30 ようやく清八山に到着
今日も ドドド ドッカァ〜ン って 感じで 富士山とご対面
ここからの富士山は むっちゃ絵になります (^_^)v
結局、追分からここまで、誰にも会いませんでした

お次は南アルプス オールスターズ
左から 赤石岳〜荒川東岳〜塩見岳〜農鳥岳〜間ノ岳〜北岳
手前左の尖りは釈迦ヶ岳


左から金峰山〜朝日岳〜国師ヶ岳〜黒金山〜甲武信ヶ岳(中央)〜破風山〜雁坂嶺(雪)〜水晶山〜笠取山〜大菩薩嶺(右端)


山頂にはご夫婦かと思われる若い男女ペアがいて、グラみたいな場所から絶景の富士山を眺めていた。

このペア、むちゃくちゃ健脚で、8時頃に笹子駅を出発し、角研山経路でここまで来られたと云う。

聞けば、ピッケル君と同じく三つ峠山から三つ峠駅まで行くが、何と 日帰りとのこと。

今のピッケル君には到底、無理な行程だ

南に目を向けると、これから目指す御巣鷹山
えぇ〜 まだ あんなに 遠いのかよぉ〜って 感じ
その左側は 少し離れて、御正体山

先に出発される男女ペアに別れを告げ、腰を落ち着けて昼食とする

メインは定番と化した 自作のシャケ握り
それに寒さ対策のため、どん兵衛のミニカップそばを添える
面倒なので ガスバーナー無しで テルモスのお湯で作ってみたものの
やっぱ 温度が低くって しっかり麺が柔らかくなりませんでした (-_-;)

清八山から御巣鷹山までは、大幡山、茶臼山など、名も無きピークを越える。

当然のことながら、何回もアップダウンを繰り返し、ボディーブローみたく体力を奪われる


時間の経過とともに、富士山に雲がかかって来るが、、、、、
今日は 「高気圧ドッカァ〜ン」じゃないから、これもある程度織り込み済み
夕陽はダメでも、朝陽に染まる富士山を見られれば、それで良い


最後、御巣鷹山への登りが むっちゃ厳しくって、ひぃ〜ひぃ〜 云いながら登った

やっとの思いで、三つ峠(開運山)の山頂に着くと、すでに富士山の山頂は9割方雲に覆われていた

さくさくっと やり過ごし、四季楽苑に着くと、例のペアがお湯を沸かして食事中

さすがに彼らにとっても最後の登りはきつかったらしく、「バカみたいな登りでしたよねぇ〜」なんて。。。。。

しばしお話しして、三つ峠山荘に向かう
小屋は オヤジと息子の2人で切り盛りしていた。

「今日は空いているから」ってことで、何と窓から富士山を拝める2階南西角部屋の個室を独り占め。

炬燵まであって、大満足。

到着は、2時台で 夕陽にも宴会にも早すぎるので、早速、炬燵に潜って ウツラウツラ

ダメとは判りつつ、他にやることも無いので、4時半過ぎに、小屋から出て、山頂に向かう

富士山は すっかり 雲に覆われていたが、その雲に向かって河口湖の湖面を照らしながら夕陽が沈んだ

ピッケル君と、もう1組のお客さんは、ドイツ人 ご一行様

1つの座卓を一緒に囲んだ食事と云うことで、会話もむっちゃ盛り上がりました。

もちろん 会話は 英語ですよぉ〜
初めはご家族かと勘違いしましたが、某関東近辺の学校の御同僚さん
ピッケル君と同じく、笹子駅からアプローチしたものの、途中で道に迷い。。。。。
宝越えルートでアプローチしたのに、迷いに迷って、清八山登山口経由でここまで来たんだそうだ
何と、小屋の到着は 16:30 (-_-;)

最も お若い Aさん は、大変 勉強熱心で、一生懸命 日本語 勉強してはりました (*^_^*)
ハンバーグは チーズ in の デミグラソース
もう ご飯に合うこと抜群で、2膳半も食べて 満腹

食後も そのまま 会話は盛り上がり、なんやかんや 山小屋では遅い時間の 8時半に就寝 

翌朝の 御来光を楽しみに 速効で 眠りに落ちました ZZZzzz......




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コースタイム

ルートマップ 


1/4 (土)

電車
6:03 6:07 6:12 6:22 6:35 6:54 6:57 7:42 8:02 8:58
池上 蒲田  品川 新宿 高尾 笹子


バス
9:07 9:10
笹子駅 追分


歩行
9:15 10:30  11:45 12:05 13:30 13:40 14:50
追分 清八山登山口  清八山  御巣鷹山 開運山  三つ峠山荘(泊)


1/5 (日)


歩行
9:10 10:20 10:50 11:40 11:55
三つ峠山荘 達磨石 三つ峠グリーンセンター(温泉) 三つ峠駅


電車
11:57 12:34 13:03 14:04 14:10  14:24 14:30 14:49
三つ峠 大月 新宿 五反田 池上





ピッケル君のアウトドア









































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