ぐんま県境稜線トレイル

野反湖〜白砂山〜忠次郎山

白砂山

山行日 2018年11月24日 (土)〜25日(日)
同行者 山の会
山のデータ 堂岩山: 2,051m
白砂山: 2,139.8 m
上ノ間山: 2,033.5 m
忠治郎山: 2,084 m
八間山: 1,934.5 m

ぐんま県境稜線トレイル

あちこち、稜線を繋ぐのが大好きなピッケル君
今年7月に入会した某山の会の企画で、「ぐんま県境稜線トレイル」の一部を歩くと云う

全く面識の無い、Kさんの企画に、速攻で手を挙げた

「ぐんま県境稜線トレイル」なんて、全く知りませんでしたが、群馬県が「自然を観光資源に」と、云うことで力を入れて、2018年8月に
日本最長・全長100kmにもおよぶロングトレイルとして完成させたらしい。

長いトレイルを繋ぐことが大好きなピッケル君、過去には、近畿地方の以下のようなトレイルを繋いで来た
ダイヤモンドトレイル(屯鶴峯〜槇尾山: 約 50 Km)
台高山地(尾鷲〜三峰山: 約 76 Km)
大峯奥駈道(吉野〜熊野: 約 85 km)
近江 高島トレイル(愛発越〜三国岳: 約 80 Km)

関東でも、それなりに・・・・・
・北丹沢(御屋敷〜黍殻山〜袖平山〜犬越路〜畦ヶ丸山〜弧釣山〜山中湖: 約 45 Km)
・奥多摩(奥多摩駅〜六ッ石山〜鷹巣山〜雲取山〜飛龍岳〜甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳〜金峯山〜瑞垣山荘: 約 50 Km)

今回は、 日本最長と銘打つ 
ぐんま県境稜線トレイルの第一歩

今回のメンバーは、、、、、

Yさん: 前回、未丈ヶ岳をご一緒した スーパー高速マン
Sさん: 入会時にお世話になり、今回が3回目の同行
KRさん: 今回のリーダー
KNさん: デビュー戦でご一緒
I さん: 初めてのご一緒

前夜、都内某駅に6人が集合。

渋川 ICにて関越道を降り、道の駅六合で前夜泊

さすが、正統派 山の会っちゅうことで、テントはもちろんエスパース

翌朝、起点となる野反湖駐車場へ移動

なんで、野反湖で前夜泊せぇ〜へんねやろ?」なんて思ったが、それもそのはず、辺り一面、雪が積もっていた。

まだ陽が昇りきらない6:00スタート

雪の中での身支度でモチベーションは上がらなかったが、出発すると、雪の積もる登山道は霧氷に飾られ、一気にヒートアップ


こんな木製一本橋をびびりながら渡る
 トップはリーダーのKRさんが務め
見事な隊列を組む

いつも後方を歩くことの多い、ピッケル君なんですが、、、、

今回は、雪の積もる険しいルートっちゅうことで、しんがりは、ベテランのYさんが務めてくれる


出発から2時間半ほどで小休止

昨日は、休日で出発までに時間があったので、
シャケ握りなんて自作してみた

百均で、おにぎりラップも用意

塩味効いて、バリ美味
 


時間の経過に連れ、陽もすっかり昇り、青空に樹氷が映える

すっかり、ご機嫌な青空の下、「
もう、今日は最高じゃ無いっすかぁ〜」なんて雄叫びと共に、若い単独男性が、颯爽と抜き去っていった


 

堂岩山までは約3時間
ここで、目指す白砂山をくっきりと捉える
雪で白く染められた稜線沿いの登山道が白砂山へと続く


もう ため息の出るような 絶景
緑の笹原の中の樹氷が 羊の群れのよう
白砂山の右肩には 白根山〜男体山〜皇海山が連なる


おぉ〜 富士山 見えますよぉ〜  ・・・と、 S さんの声

富士山に感動するのは 関西人だけじゃぁ〜 無かったんだ (*^_^*)



先々週 S さんとご一緒した赤城山〜椎名山が連なる


厳しい登りをこなして、ようやく白砂山に到着

ここまで、5時間近く歩いてきた
ようやく半分だろうか?

もう かなり 疲れ気味で、このペースに着いていけるか不安がよぎる

果てしなく続く、白い稜線に魅せられる

秋の雲が青空にアクセントをつける


ようやく上ノ間山に到着
ゴールは、まだまだ先 上ノ倉山を越えたところのムジナ平

上ノ間山の手前で
ずぅ〜っと トップで ペース作りをされてきたKRさんが、トップを譲る
さすがに、30 cm 以上の積雪の中、常にトップでラッセルされるのは体力的にも相当厳しい

I さんに 続き 3番目にトップを務めることになったが、まだまだ 未熟なピッケル君
やはり、後続がいると ついつい 焦って ペースが早くなったり 遅くなったり (-_-;)

常に一定で、歩きやすいペース作りをされてきたKRさんとは雲泥の差

やっぱ 単独で がむしゃらに 歩いてきた 未熟者と 痛感させられる
だいたい 単独行の時でさえ、ペースは むっちゃくちゃ だもんなぁ〜



スタートから8時間を超え、ようやく眼前に上ノ間山が迫ってきた
さすがの 強者メンバーも お疲れの様子で隊列が乱れてきた
ピッケル君も 人のこと云ってる場合じゃなく、バッテバテ (-_-;)

その後、一気に ペースが落ち、もう1歩1歩が 苦行の連続

歩行時間ジャスト9時間

まだ 目的地までは 1時間以上もかかる

リーダーのKRさんが 絶妙のタイミングで 断念を判断

かろうじて テントを張れそうなスペースを見つけてビバーク泊

積雪で ペースが遅くなったけど・・・・・

雪のお陰で、水には困らない

皆さん 手際よく エスパースの4テン 張って

ピッケル君も ビバークツェルト張って 皆さんの ザックの収納スペースを確保

事前連絡で 「軽量化を心がけて」 なんて ご指示頂いたが。。。。。

健脚 Y さんからは 豚生姜焼きの差し入れ

晩酌も進み すっかり 満腹

共食の カレーは 半分しか食べられませんでした (-_-;)

テント内へのコンパクトな個人装備の持ち込み等々

まだまだ 至らぬ点が多く またまた 反省させられちゃいました (涙

極寒の中でしたが、冬用ダウンシュラフで ポッカポカに 快眠出来ました (*^_^*)



翌日に続く ⇒


コースタイム



ルートマップ 


11/23 (金): 0日目


19:50 20:10 23:30
蒲田 関越道 渋川 IC 道の駅 六合 (前夜泊)



11/24(土): 1日目


4:30 5:30
道の駅 六合 野反湖駐車場


歩行
6:00 9:10 10:50 12:30 14:10 15:00
野反湖駐車場 堂岩山 白砂山 上ノ間山 忠次郎山 上ノ倉山手前ビバーク



11/25(日): 2日目

歩行
6:50 7:20 8:50 10:25 11:50 13:45  15:10
上ノ倉山手前ビバーク地 忠治郎山 上ノ間山 白砂山 堂岩山分岐 八間山 野反湖駐車場 



15:30  17:50  18:30  22:00
野反湖駐車場 応徳温泉 くつろぎの湯  やまと屋本店(夕食) 池上






ピッケル君のアウトドア









































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