竜ヶ岳
(初日の出ダイヤモンド富士)

山行日 2018年1月1日 (月)
同行者 単独
山のデータ 竜ヶ岳: 1,485 m
ダイヤモンドの初日の出

単身赴任生活も はや6年。 毎年、年末年始は生駒の実家で過ごしていたが、今年は、ちっと訳ありで東京で過ごすことになった。
年末年始をレオパレスの1Kアパートで過ごすなんて、有り得ない。 それなら、大好きな富士山から出る初日の出を拝みに行こう!!
そんな企画で、12/30 いろいろと調査して、12/31 テント泊装備で本栖湖へと出かける。

新宿駅 8:14 発 『ホリデー快速 富士山1号』 に乗車して、「富士山駅」へ向って出発

「行き先表示幕」に赤富士が描かれていて、とってもお洒落

さすがに 大勢の「取り鉄」さん達が撮影していました
 
富士山駅から富士急バスにて本栖湖方面へ向かう

何度も富士山駅からバスに乗っているが、本栖湖方面は初体験

約1時間も乗車して、ようやく本栖湖レストハウス前の停留所に降り立つ

初日の出ダイヤモンドスポットとなるのは、本栖湖南岸の竜ヶ岳

周辺のキャンプ場をあれこれ調査するが、どこも冬季閉鎖

唯一通年営業だったのが、北岸の浩庵キャンプ場

レストハウスから40分ほど湖畔沿いの車道を歩く
浩庵キャンプ場は、本栖湖畔にあり、眼前に富士山を捉えるベストスポット

2004年発行の現行千円札表面に描かれた富士山の撮影地点

本日は、生憎 ガスに覆われ、富士山を拝むことが出来ないが、明日の好天に期待しよう
テント張った後、キャンプ管理場を兼ねる浩庵で遅い昼食

本日は、大晦日っちゅうことで

気の早い 年越しそば

そう云えば ここ数年 年越しそばすら食ってないなぁ〜
最近、突然思い立ってテント泊に出かけることが多く、忘れ物大魔王

今回は、ラジオ、バーナー用の鍋敷、などなど 多数の装備を忘れて来たが、特に重症だったのはヘッ電

これでは、翌日の山行にも影響がでる

幸いにも富士山駅の駅ビルにダイソーが入っていて、ボタン電池式のヘッ電と懐中電灯を購入

やっぱ 百均って 偉大だなぁ〜

しかも この懐中電灯 結構 明るいし!!
13:30 に昼食を摂ったが、他にやることも無い

しばらく 午睡したが 明日は早朝出発と云うことで

16:00には 夕食をスタート

マイド定番の ハーブウィンナーとハタハタの網焼き

新たなメニューは、大型スーパーでなんと 68円のビール酵母パン

軽く網で炙って チューブ式のガーリックバターで頂くと むっちゃ 美味



焼酎飲んで酔っ払い 18:00 頃には就寝

起床予定は 4:10 だったのだが、3:30頃から 湖畔の道路上に
違法駐車の車を注意するパトカーのアナウンスが煩い

「千円札富士」で 初日の出を迎えようと云う人々で 車道はとんでもないことになっているようだ

仕方なく、4時前に起きて、すっかりお気に入りとなった ビール酵母パンとポタージュスープで軽い朝食

4:30 にキャンプ場を出発

沢山の不法駐車で どうにもならない車道を 黙々と歩く

1時間弱で 竜ヶ岳登山口へ到着

やっぱ 初日の出で有名な山らしく 登山口も 沢山の登山客

やっぱ 関東は関西と違って 人口が多いんだぁ〜 なんて 改めて 関東の人の多さを痛感
(ちょっと 嫌気がさしてきました)


登山口から1時間ほどで、富士山が薄ら暁に染まりだした

ダイヤモンドスポットとなる石仏展望場には、6:30に到着

大勢の人が富士山を眺めているが ダイヤモンドタイムまでは、まだ 1:20もある

お茶を沸して、おにぎりを食べ 体を温める




待つこと待つこと、1:20 ジャストミートのダイヤモンドに大興奮

陽が差すと 一気に暖かさを感じる

すっかり陽が出たので、大勢の人で賑わう展望場を辞して、竜ヶ岳山頂へと向かうと

先ほどの展望場なんかより 樹氷が綺麗で 人気も少ない

慌てて 再度 霧氷とダイヤモンドとのコラボレーションを撮影




すっかり陽が出たので、思い切り 絞りを絞って撮影すると

見事なダイヤモンドの輝き

うぅ〜む 今までのダイヤモンドの輝きがイマイチだったのは、撮影の腕の精だと改めて認識

いつもは 絞り値を12くらいとしていたが、今日は 眩しくて富士さんすら見えないので

思い切って絞り値を22程度にしたのが正解だったようだ



さらに竜ヶ岳山頂へと向かうと、霧氷の向こうに西湖の北側の山々が一望できる

山頂でご来光を迎えた方々が降りて来られる

登山での挨拶の定番は 「コンニチハー」 なのに

今日は すれ違いで 「明けましておめでとう〜」 なんて言葉も交わされた

こんな言葉は365日で 今日だけだ


竜ヶ岳って、関西では鈴鹿にあって、そこでは、笹原の中にシロヤシオが咲き
関西ワンゲラーの間では 
「羊の群れ」 と呼ばれる 名所

こちら関東の竜ヶ岳でも 霧氷の羊の群れを眺めることが出来ました

左から 八ヶ岳〜金ヶ岳・茅ヶ岳〜金峰山〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳

眼下には本栖湖が見下ろせます

展望場から1時間弱で竜ヶ岳山頂に到着するも 大勢の人がいて、記念撮影はパス

ここでもお茶を沸して おにぎりを食す

南アルプスも一望できちゃいます

ほとんどの人々は湖畔南東の本栖湖キャンプ場の登山口からピストン山行

アブノーマルなピッケル君は 
ある目論見があって霧氷の向こうに聳える竜ヶ岳から雨ヶ岳・毛無山へと続くルートへ下山

途中の端足峠から本栖湖南西岸に下山


ほらほら、 これで 「ある目論見」 って 判るでしょ!!

見事な 本栖湖周回

撮影待機時間を含み6時間の周回で、このGPS軌跡ログを残せたことに大満足

竜ヶ岳山頂から、約1:30でテン場に到着。

昨日は拝めなかったテン場からの富士山をカメラに収める
朝から ビール酵母パン2枚、おにぎり2個を食したのに、昼頃にはお腹ペコペコ

普段は滅多に食べることの無い 名物料理をキャンプ管理場の食堂で頂く

この 「ほうとう」が 暖かく 美味くって 冷え切った体が本当に温まりました

身も心も大満足 \(^o^)/

最後に 「千円富士」 を 撮影して 富士山 拝み納め
千円札のように 逆さ富士にはなっていませんが、構図はバッチリ同じです (^^)v

またまた 重いテント装備を担いで 湖岸の車道を45分歩いて バス停まで

13:05発のバスが渋滞で 1時間遅れて到着

ラッキーにも河口湖発東京行きの高速バスを予約することが出来た

高速バスも渋滞で1時間遅れとなったが 乗り換えも無く直行

しかも電車より1,000 円も安い 1,800 円 で 大満足



それにしても・・・・・・・

河口湖駅周辺は ウザイって 思うほど 外国人観光客が多かった
チケット買うのも大行列で かなり イライラ・・・・・

東京駅行きの高速バスも8割が外国人

まぁ〜 これで 日本経済が支えられているのであれば 仕方ないか??

コースタイム

2017/12/31

7:10 7:31 7:33 7:47 8:14 10:18 11:00 11:55
池上 五反田 新宿 富士山 本栖湖レストハウス前

12:00 12:45
本栖湖レストハウス前 浩庵キャンプ場


2018/1/1

4:30 5:20 6:30 7:55 8:40 8:50 9:10 10:25
浩庵キャンプ場 竜ヶ岳登山口 p1220 石仏展望台 竜ヶ岳山頂 端足峠 浩庵キャンプ場

12:00 12:40
浩庵レストハウス 本栖湖レストハウス前

14:05 14:52 15:30 18:30 18:43 19:03 19:10 19:25
本栖湖レストハウス前 河口湖駅 東京 大森 レオパレス





ピッケル君のアウトドア









































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