馬頭刈山・大岳山
(奥多摩)

山行日 2018年2月18日 (日)
同行者 単独
山のデータ 馬頭刈山(まずかりやま): 884 m
鶴脚山: 916 m
大岳山: 1,266.5 m
久し振りの富士山展望

先週に引き続き、奥多摩の低山歩き。今回は、西高東低の気圧配置で、展望が利きそうなので、富士山展望の山に狙いを定める。
関西人には、絶対に、その名を読めそうにない「馬頭刈山(まずかりやま)」
図書館で調べたガイドブックにも、手持ちの2003年度昭文社「山と高原地図」にも、富士山展望が出来ると記載がある。

レンガ造りの駅舎が素敵な武蔵五日市駅に到着

新宿始発の『ホリデー快速あきかわ1号』に乗れば、やっかいな乗り換えなしです

西東京バスで、馬頭刈山の登山口となる軍道まで、約10分

軍道で降りたのは、お若い女性と私の2人だけ

女性は健脚のようで、ピッケル君が身支度している間に、颯爽と先へ行かれた。
馬頭刈山の手前の光明山は、「おらが村の氏神様」らしく、登山道に入ると、いくつも鳥居や小祠があります
・一王子社
・高明神社鳥居
・大杉神社
・團子木社
・鶴松神社
・大杉神社
などなど、これらは、高明神社の末社なんだそうです

いずれも、しめ縄やしめ飾りで、しっかりと祀られていて、地元の方々が大事にしている様子が伺えます

しめ飾りなんて、大雨や大風で傷んじゃうでしょうから、おそらく最近、新しく飾られたものと思われます
光明山の山頂手前には「高明神社跡」の石碑が

かつて光明山の山頂に鎮座し、参拝に大変な労を要するため、平成三年現在地(あきる野市乙津・・・登山口)に遷座たとのこと

馬頭刈山の手前でようやく視界が開けます

こちらは 丹沢、中央に見えるのは大山

右端が東峰(本間ノ頭)〜中峰(円山木ノ頭)〜西峰(太礼ノ頭)を経て丹沢山
ほとんど歩き尽くした感のある丹沢山地で唯一歩いていない尾根
今年中になんとか制覇したいとファイトが沸く



相模湾、その奥の三浦半島まで見渡せます



馬頭刈山・山頂は開けていて、ベンチなんかも設置されてはいるのですが、、、

生憎と南西側は木々に覆われ展望はゼロ

唯一、北側の視界が開けていて、奥多摩三山で最も標高の高い大岳山が見えます

なんやぁ〜 富士山 見えへんやんけぇ〜

富士山展望を期待して、なるべく早い時刻に到着したいと、ガンガンにぶっ飛ばして ここまで来たのに (-_-メ)

なんて、へこんでいましたが・・・・・

山頂から10 mほど下った地点で、バッチリ富士山を捉えました

期待通り、空気も澄み渡り、いつも通り、富士山がにこやかにほほ笑んでくれました

p916の鶴脚山を少し過ぎたところに、『いかにも!!』 って 感じの展望ーがあり

ふたたび、富士山を堪能

ーからの展望
左から丹沢山〜蛭ヶ岳〜檜洞丸〜大室山〜加入道山〜御正体山
丹沢北部は焼山〜犬越路峠〜高指山〜山中湖まで、すべて繋げたけど
大室山〜加入道山〜畦ヶ丸間は未開通
展望が利かないらしくって、食指が動かないけど
2016年頃に加入道避難小屋がリニューアルされたらしいので
避難小屋独り宴会プランで行ってみよう

ほぼフラットな登山道に、突然 岩山が登場

誤まって、北側の派生ルートから、岩山方面に向かいそうになってしまった

『つづら岩』と地図にも名前が出ている

ロッククライミングを楽しむ方がいらっしゃるようで、ハーケンが打ち付けられていました

雪山、沢登り、ゲリラテント泊 など 様々な形態の山行を楽しんできたが、ロッククライミングは未経験

恐がりのピッケル君としては、ちょっと やってみたいとは思えない (-_-メ)

昭文社の地図には記載が無いが
p1054 が 『富士見台』


ここから1時間弱、頑張って ようやく大岳山荘
先週に比べると、登山道の積雪が少なく、ここまでアイゼン無しで歩いてきたが
大岳山荘から山頂までは、多くの登山者で、積雪が踏み固められアイズバーン状態
ここで、アイゼン装着
やっぱ 午後になると 富士山方面の展望は霞んできます ベッタベタの定番 記念写真
右奥は三ッ峠〜黒岳かな?



ここまで、ポイントごとにヤマザキランチパックを齧って来たので さほど腹も減っていないが
帰路のバスの時間までは、余裕がありそうなので
じっくり腰を落ち着けて昼食

先週のインスタントラーメンがイマイチだったので
本日は、バームクーヘンと紅茶

この組み合わせって合うんだよなぁ〜
出来れば、紅茶は甘めが良かった
砂糖なんて 持ってくるっちゅう アイデア無いので仕方ない

山頂で30分ほど寛いで下山にとりかかる

大岳山荘の少し先で、同じ停留所で降りた単独女性とすれ違う

白倉バス停まで2時間のタイムコースを1時間で下ってしまい・・・・

待っているの退屈なので、払沢の滝(ほっさわの滝)まで歩いてみる

残念ながら、滝まで行くとバスの時刻には間に合いそうにないので断念

バス停近くの 檜原豆腐 『ちとせ屋』で、湯豆腐を頂き 暖まる

檜原の源流水
北海道の高級大豆
赤穂の天然にがり

を原料に用い、手作りにこだわった昔ながらの豆腐屋

確かに素朴ではあるが むっちゃくちゃ 美味かった
人生で食べた豆腐の中で ナンバーワンかも?

残念ながら、行けなかった 払沢の滝

こちらは、東京で唯一 日本の滝百選 に選ばれた名瀑

この時期 完全に凍結するのが見ものらしい

そんなレアな時期に立ち寄れなかったのはチト残念


帰りの電車は、青梅マラソンの影響で、拝島〜立川間は、非常に混雑していました

帰宅後に、このHP執筆のためあれこれ調べていたら

2004年にも払沢の滝入口から柳沢林道を経て、富士見台〜大岳山へと歩いていた

なんと、その時は、大岳山からさらに御岳山を経て古里駅まで縦走していた

やっぱ 「♪♪♪♪あのとき君は〜 若かぁたぁ〜♪♪♪♪」 って 感じですな

改めて 自分の歳を思い知らされました



番外編

実は、本日は、ダイヤモンド富士マニアにとっては特別な日
ディズニーシー内と、その横の園外からダイヤモンド富士が眺められるのだ!!
お手軽山行に行くか?、ダイヤモンド狙いに行くか? ちょっと 悩みましたが、気圧配置を見ると夕方は雲が出る可能性が高い
そこで、前日のうちに TDRの年間パスポートを所有している娘に連絡して、ダイヤモンドの撮影を依頼
はてさて、その結果はいかに??

やはり、予想通り、富士山方面だけ 雲に覆われていた

それにしても、凄んごぉ〜い 人の列

今まで、あちこちで ダイヤモンド狙ったけど

ピッケル君が行くのはいつもマイナーな場所ばかりで、せいぜい10人弱

娘の写真を見る限り100人ほどはいるだろうか?

一方、娘は、TDR内で撮影したので、ダイヤモンド狙いは娘だけだったらしい
娘のスポットの方が、高台になっているので、ダイヤモンド狙いには、海岸沿いより、明らかにベストスポットなんだけど???
そらぁ〜 わざわざ 高い入園料払って ダイヤモンド狙う 酔狂な人 居ないよなぁ〜?

TDR園内の人は、当然、ダイヤモンドなんか知る由もなく・・・・

園外の大勢の人達を見て、何が起こったのかと驚いていたとのこと


コースタイム



ルートマップ 


2/18 (日)

電車
5:38 5:58 6:08 6:23 6:46 7:55
池上 五反田 新宿 ホリデー快速あきかわ1号 武蔵五日市


バス

8:22 8:33
武蔵五日市 西東京バス 軍道バス停


歩行
8:40 10:00 10:30 11:45 12:05 13:00 13:30 14:40 15:00 15:10 15:15
軍道バス停 馬頭刈山 鶴脚山 富士見台 大岳山 白倉バス停 払沢の滝入口 檜原小前バス停

バス
15:44 16:10
檜原小前バス停 西東京バス 武蔵五日市駅


電車

16:18 16:37 16:47 16:58 17:06 17:59 18:06 18:22
武蔵五日市 拝島 立川 川崎 池上





ピッケル君のアウトドア









































inserted by FC2 system