白峰南嶺



山行日 2012年9月15(土)〜17(月)
同行者 コンさん、 RINちゃん
山のデータ 農鳥岳: 3025.9 m
広河内岳: 2895 m
大籠岳: 2767 m
白河内岳: 2813 m
黒河内岳(笹山): 2717.6 m

2日目は ドッピーカン (^_-)

出発前に確認した天気予報では 初日>2日目>3日目の順で 天気はどんどん悪くなる予報。 あまり期待していなかったが、テントから出ると満点の星空。 オリオンやカシオペア、スバルなんかが バッチリ見えた。 眼鏡を変えたせいもあり 久々に 綺麗な星空を眺めた気がする。 そんな星空を ゆーっくり移動する人工衛星をコンさんが発見。 やっぱ コンさん 山や自然を含め いろんな知識を持ってて頼もしい。


味噌汁+モチの簡易朝食を済ませ、テントを撤収すると 空が薄らと オレンジ色に輝きだす。 ピッケル君の大好きな サンライズショーの開始

テン場から 大門沢下降点への登りは 結構な 急登ではあるが、 ちょうど東側の斜面で 刻一刻と変わる朝日の色を楽しみ サンライズ劇場

九十九折れも 一折れごとに 写真を撮るので むっちゃ時間かかる

ビバーク地から40分ほどで 稜線を登り詰め 大門沢下降点に到着

ここには 何故か 鐘が設置されている

折角 ここまで来たのだから・・・・ って ことで 農鳥岳をピストンする。
ピッケル君の密かな野望計画では、塩見から蝙蝠ピストンを経て塩見北峰を縦走する予定であるが、行程的に西農鳥は踏めても農鳥までは チト厳しい。 

今回、農鳥を踏んでおけば 次の野望計画がずいぶん 楽になる


農鳥へと向かう途中で 振り返ると 塩見岳、 荒川三山 など 南アルプス南部の重鎮達が 勢ぞろい 一気にモチベーションアップ

何っちゅうても 塩見から蝙蝠へと続く尾根が 私を誘っている

農鳥岳山頂は 文字通り 360度の大パノラマ 遠くに八ヶ岳まで拝めちゃう

前々週に計画したものの 重度の交通事故に逢い 野望を果たせなかった塩見北峰が ずずずずずぅ〜ん って 西農鳥まで 続いているのがはっきり見える。

この尾根は 前回 塩見川から眺めているので 起点と 終点とを それぞれ 眺めたことになる。

後は 根性で 繋ぐだけである
富士山がとっても似合う RINちゃんの雄姿

何か むちゃくちゃ 恰好えぇ〜んやけど??

今日は 日の出から ずぅ〜っと こんな感じで 富士山が我々3人にエールを送ってくれた


RINちゃんと コンさんが 何やら食べだした  (>_<)

えぇ〜 何 喰ってんの??  ブルーベリーだとノタマウ?
こんなところに ブルーベリーなんか 有るわけ無いやん??

正式には クロマメノキっちゅうらしいが お味は 全く ブルーベリー 疲れた体に この酸味がクセになりそう (^_-)
農鳥岳から再度 大門沢下降点へと下り、 今度は 南方向に進路をとって 1つめは 広河内岳

うぅ〜 ここも なかなかの絶景じゃ
広河内岳からは、南西へ続く尾根に誘われそうになるが、次の大籠岳へは南東に続く尾根へといったん回り込むように入る。

これから歩く尾根が ずずずぅ〜っと 遠くまで続き、その向こうには 我らが富士山が微笑んでいる。

むっちゃ ファイトが沸いてくる
本日3座目となる大籠岳では まだまだ ドピーカンで ここでも富士山が、、、、、

本日4座目の白河内岳では、すっかりガスに覆われた

白河内岳の山頂はとても だだっ広く 山頂からは4つほどの枝尾根が出ている。 
あちこちのレポに ここからのルートファインディングは難しい との記載がある。 
ちょうどガスに覆われて悪条件となり、何となくしっかりとした石積みケルンに誘われて山頂から下る。
 
標高200 mほど下ったあたりで、地図読みに長けたコンさんが 間違いを指摘。 
山頂からは左端の尾根を下らなければならないところ、真ん中の尾根を下っていると云う。 
慌てて石積みケルンを離れて ハイマツ帯のヤブを漕ぎ 左方面にふると ガスの切れ間から 目的の尾根が薄ら見える。  
こっちこっちぃ〜 っと コンさんRINちゃんを呼び寄せ リカバリーショット

ここからは 森林限界より標高が低くなるらしく、樹林帯の展望のない尾根歩きを強いられる


ハイマツのヤブ漕ぎの後は シラビソ樹林帯

なかなかに バリエーションに富んだルートで 疲労を誘う
笹山北峰に到着するころには すっかりガス
ハイマツに囲まれた狭い平坦地に ビバークテント。 豪華な食材は昨日 食い尽くしたので、 今日は質素に乾き物で乾杯

ってか 焼酎も3人で 300 mL程度しか無いし (>_<)

ハンバーグ食べたら 用意してきた ドライパスタに食指が動かず、、、 コンさんのラーメンを御馳走になった


真っ赤に染まる サンセットショーを楽しみに 夕陽の沈む時間まで 寒い中 粘って見たが、全くの期待外れ。 太陽は 深い深いガスと雲の中で沈んで行った。

密かに 翌朝のサンライズショーを期待したが 夜中に激しくテントに叩きつける雨音を聞いて その期待もはかなく消えゆく








1日目の記録⇒


2日目の記録(このページ)

3日目の記録⇒


コースタイム


0日目 (9/14 金)

9:40 1:15
名古屋南部 富士川ふるさと工芸館(車中泊)

1日目 (9/15 土)

5:00 6:00 6:30 7:10 10:50 12:15 12:45 15:10
道の駅 奈良田 第一発電所 大門沢小屋 2000m 地点の水場 稜線直下(テント泊)


2日目 (9/16 日)

4:50 5:30 6:10 6:30 6:50 7:40 7:50 9:30 10:30 12:30
稜線直下 大門沢下降点 農鳥岳 下降点 広河内 大籠岳 白河内岳 笹山北峰(テント泊)


3日目 (9/17 月)

6:10 6:15 9:25 11:00 11:30 12:00 12:30 12:45 13:15 18:10
笹山北峰 笹山 1600m 水場分岐 笹山登山口 奈良田 西山温泉 そば処アルプス 名古屋南部















ピッケル君のアウトドア









































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