烈風の燕岳

１日目
（絶景の　２日目へ　ジャンプ　⇒）

目標としていた　『４月　毎週山行』　　最後の締めは　北アルプス　＼(^o^)／

この時期のアルプスは　まだまだ　雪山｡｡｡｡｡　　っちゅうか　雪崩や雪庇崩落　など　最も危険な時期
そんな　北アルプスの中で　比較的　安全　＆　お手軽（？）　な　燕岳へと　行ってきました　(^_-)-☆

18:30 出発　　　ちょうど　ＥＴＣ割引　ぴったりの　タイミングで豊科ＩＣを降り、中房温泉　第一駐車場に到着したのは 25:00頃

駐車場には　まだ　１０台程度しか車が無い。　　寝酒　かっくらって　翌朝　7:00に目覚めると・・・・・５０〜６０台程度の車で　　駐車場は　満車
（いつの間に　こんな　多くの車が入って来たんや？　　何も知らず　熟睡してたぞぉ〜？）

　　

中房温泉の左から登山道へ入る 登山道は出だしから　しっかり雪が残っており 第１ベンチの少し上部にて　アイゼン装着 所々　登山道の木々の間から　東餓鬼岳のなだらかな山頂が顔を覗かせる 「北アルプス三大急登」と呼ばれるだけあり、　出だしから　かなりの急登である いつもは　重いテント泊装備で　ひぃ〜　ひぃ〜　云ってるところだが、今日は　小屋泊まりの軽装備なので　少々の急登なんて　ヘッチャラ ガンガンに　ぶっ飛ばして　　前を行く登山者を　ブッちぎる

単独山行で　話し相手もいないし、　景色もほとんど楽しめず　　

一度も　休憩をとらず　黙々と　登り続け

駐車場から　２時間２０分で　合戦小屋到着

「へっ　アルプス３大急登　なんて　大したことないぜ！」　そんな気分

外は風が冷たくて寒いので、薄暗い合戦小屋内部で腹ごしらえ
（アイゼン装着のまま　内部に入れるのが有り難い）

悪妻クサンチッペのお手製　炊き込み御飯に

先週　自分で摘んだ　ワラビのお浸しをトッピング

暖かいお茶とか　お吸い物　なんかが　ベストマッチなのだが、冷え切った　ペットボトルのお茶でガマンガマン

合戦の頭　付近で　ようやく　晴れ間も覗き　大天井岳や　目指す燕岳などを視界に捉える

燕山荘（左）に　燕岳山頂（右）　

画像の空の色から　判るように

冬型の厚い雲が立ち込め　稜線は　ブリザード模様

駐車場から　３時間４５分程度で　燕山荘に到着

寒風吹き付ける　状態で　あまりの寒さに　山荘に直行

暖かい談話室で　２度目の昼食　炊き込みご飯

食後に、　燕山頂を目指そうと思うものの　あまりの強風・寒風に・・・・・・心の葛藤


折角　来たんだから　今日のうちに山頂　踏んでおかないと、、、、、

うぅ〜　　むっちゃ　寒ぶそうやし、、、、、

もうちょっと　したら　風　止むかも？？？？

ビール　１杯　飲んで　様子見ようか、、、、、

ビールなんて飲んだら　危ないから　山頂　行けないぞ、、、、、

１杯飲んで　昼寝すれば　ちょうど　風　止むんじゃ無いか？？？？

最後のセリフが決定打となり、　気づいたら缶ビールのプルトップが　プシュ　って　音を立てていた

心の葛藤　とおり　昼寝してみるものの　寒風は　一向に止む気配も無く

談話室で　コーヒー淹れて　まったり　 今　巷で話題の　『岳』　初めて読んだ うぅ〜　　周囲に人が沢山いるのに、、、、 涙　なみだ　　な・み・だ・・・・ 『岳』　３冊ほど読んでも　寒風は吹き荒れたまま

お次の　葛藤は　「焼酎」

この　葛藤は　あっさり　決着がつき　「焼酎」に軍配が上がった

これで　今日は　「沈」に　決定

焼酎　２杯の　ホロ酔い気分で　外に出て 踏むことの出来なかった燕山頂をバックに記念撮影 明日の好天に期待する

山荘での晩飯後　　再び　談話室で　焼酎飲んでいたら、、、、、 談話室の窓から　『槍』が　顔を覗かせていた 千鳥足のまま　慌てて　外へ飛び出し 『槍様』　撮影タイム ちょうど　夕陽が沈む頃で　　薄紅色に染まる空と　槍の穂先が　素晴らしい　景色を演出していた

２日目へ　続く　⇒

コースタイム：

０日目（４／２８）

ピッケル君のアウトドア