北アルプス縦走
室堂〜薬師岳〜折立

山行日 2008年9月13日(土)〜15日(日)
参加者 dどん!さん、RINちゃん、タンタンさん
山のデータ 龍王岳: 2872 m
獅子岳 2741 m
鳶山 2616 m
越中沢岳: 2591.4 m
間山: 2585.2 m
薬師岳:2926.0 m
ルート図 こちら 
薬師岳 (金作谷カール)


0日目

19:20 4:00 25:00
生駒 北陸自動車道PA 立山無料駐車場(ゼロ泊)


1日目

6:50 6:40 9:00 10:05 11:30 12:15 13:00 13:20 13:40
立山 (立山ケーブル) 美女平 (立山高原バス) 室堂 龍王岳 獅子岳 ザラ峠 五色ヶ原山荘(昼食) 五色ヶ原キャンプ場


2日目

5:40 8:00 10:00 10:40 13:30
テン場 (某所に冒険) 鳶山 越中沢岳(珈琲タイム) スゴ乗越キャンプ場(テン泊)


3日目

5:10 6:15 7:45 8:40 9:30 10:40 11:15 13:30
テン場 間山 北薬師岳 薬師岳 薬師岳山荘 太郎平小屋(まったりビール) 折立


綿密な山行計画

関西山系ML仲間が薬師岳山行を計画。
A班: 折立〜薬師岳山荘(山荘泊)〜薬師岳(ピストン)  1泊2日 山荘泊
B班: 折立(デポ)〜薬師岳〜スゴ乗越(テン泊)〜室堂〜立山 1泊2日 テント泊
C班: 立山(デポ)〜室堂〜五色ヶ原(テン泊)〜スゴ乗越(テン泊)〜薬師岳〜折立 2泊3日 テント泊

「関西山系ML仲間 ならでは」の企画。 スゴ乗越でB班とC班が合流。 車の鍵を交換して、C班は下山後にB班の車で立山へ。 こうすれば縦走でも自家用車を利用できるし、下山後にタクシーを利用する必要がない。 A班はお気楽山行、 B班は豪脚向け、 C班は健脚向け などなど それぞれのレベルや休みの日程に合わせて行程を選択可能な素晴らしい企画。 ピッケル君は、C班での参加。メンツは、どんかっちょ!さん、RINちゃん、タンタンさん、 関西山系MLの中でも最も健脚な方々だ。 B班は仕事の都合上、1泊2日しか日程が確保できなかったDOPPOさん。

C班の行程は、3日目が核心部で、総歩行距離15 Km、コースタイム9:30のロングコースだ。 同行の方々が とにかく 凄いパワーの持ち主なので、事前に とことん荷物の軽量化にこだわり、出発時の荷重量を15 Kg程度に抑えた。 雨天行軍が予想されたので、少ないお小遣いを叩いて、ゴア製雨具を新調。

北陸自動車道のPAで同行者と合流。RINちゃん号で立山到着は25:00。 ここは広大な駐車場があり、かつ 無料であることが嬉しい。 新穂高温泉の駐車場も全て無料にして欲しいモンだ。 寝酒にビールとウィスキーを頂き、駐車場に立てた2テンで就寝 ZZZzzz....。


1日目は小雨

5:30頃起床。 支度をするうちに雨が降り出し、あわてて撤収。 立山ケーブル乗り場へと入る。 ケーブルカー待ち時間の間に雨脚はどんどん激しくなり、軟弱ピッケル君のモチベーションは下がる一方。

始発(6:40)の次の臨時便(6:50)のケーブルカーに乗車。

美女平で、立山高原バスに乗換え、室堂へ向かう。

8:00 室堂到着。 立山では激しかった雨も だいぶ小雨になっている。 モチベーションは低下したままだが、天気の悪いことは想定済み。 だからこそ 少ない小遣いを叩いて、ゴア製雨具を用意したんじゃぁ〜ないか! 自分を鼓舞して、早速 新調したゴアの雨具を着込む。 さすがゴア!!! 今までの雨具とは通気性がまるで違う。 通気性の良い分だけ、保温効果は少ないようだ。 若干、寒い。。。。。 カモ?


室堂〜五色ヶ原

「マッハのスピード!」と異名を取る(??) タンタンさんは、脇目も振らず どんどん進んでいく。 うぇ〜 タンタンさんが先頭だと ペース速すぎるぅ〜 しばし 追走するものの、どん!さん RINちゃんは 初めからマイペースで 「着いて行こう」と言う素振りさえ見られない。 「そっか! そういうスタイルの山行なんだ」。 そうと解かれば、無理をする必要も無い。 一気にペースを落としてどん!さん RINちゃんと 一緒に のんびり歩く。 

浄土山で最初の1本。 シャリバテ防止用に 行動食として用意した 「柿の葉寿司」を食べる。 今回は1日目用と2日目用の行動食として7個入りを2箱も携行した。2日目は、「賞味期限」を過ぎているが 酢も利いているし、柿の葉に1つずつ 包まれていることだし、問題無いだろう。。。。。


雨に煙る 真砂岳(左)、立山三山(右)
室堂より
浄土山(右)を目指して遊歩道を歩く
龍王岳山頂 鬼岳 南東斜面


富山大学立山研究所から一旦 下ると 左手に石垣があり そこから龍王岳へ登れるらしい。 タンタンさんは過去に登っており、他の3名に行って来たら?と促す。 軟弱ピッケル君は 心の中で 「こんな天気やから、当然 パス やんなぁ〜?」 と考えているうち、 どん!さん RINちゃんは 「ホナ行ってくるワー」 「タンタン 何やったら先 行っててもらって えーでぇ〜」 てな 軽い乗り。 石垣にザックをデポして サクサクと龍王岳へと向かう。 あわてて ピッケル君も追尾。 本来であれば、これから向かう五色ヶ原方面や剣、立山が一望できる絶景ポイントのハズであるが、ガスで何も見えず 山名版の記念撮影のみ。

龍王岳の西側を巻いた後、S字を描くように 鬼岳の東側斜面に回りこむ。 ちょうど一部 雪渓が残っている。さらに回り込むと、右手に鬼の角のような岩が聳える。 鬼岳って この岩からつけた名前なんヤロカ? 帰宅後に他の方のHPを見てみると山頂も鬼の角のようになっているらしい。

草紅葉の五色ヶ原

ザラ峠から30分ほどで 五色ヶ原ヒュッテ跡地に到着。 ここからは 草紅葉で 黄色く色づいた草地の中の木道を快適に歩く。

なんか 雰囲気的に 「雲の平」みたいなイメージだなぁ〜 なんて 思っていると 他のメンバーも 同じことを考えていたらしい。 雲の平を経験している他のメンバーの意見としては、断然 五色ヶ原の方が素晴らしい とのこと。

ピッケル君は水晶岳からの下山時に 祖父岳を通って、祖父庭園、日本庭園しか歩いていないが、何となく みんなの意見に賛成だ。

五色ヶ原山荘でASAHI スーパードライのロング缶を買う。
箱庭のような草原地帯の木道を歩いて 五色ヶ原山荘へ
五色ヶ原のテン場 テン場より 南沢岳(左)、烏帽子岳(中央)、三ッ岳(右)


五色ヶ原にRINちゃん自慢のエスパース4テン と タンタンさんのソロテンを張り、早速 宴会。 ピッケル君は 軽量化に軽量化を意識したので ろくな酒の肴も用意していなかったが、他の仲間は次から次へとツマミが出てくる。 RINちゃんは、ゴーヤの御浸し、さらには 大根丸ごと持参の大根サラダ、 どん!さんは 最近 流行の鯵の味醂干し、 タンタンさんは 9円が自慢のカルパス。

宴会の途中で 雨が降り出し 慌てて エスパース4テンへ潜り込み 宴会続行。 昨夜の寝不足と山行疲れで 宴会の途中で船を漕いでしまった。 ヘッデンを使う間も無く6:30頃には就寝したようだが、あまり記憶に無い。

2日目へ 









ピッケル君のアウトドア


























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