御前山
(御前山 1405 m)
2004年2月8日(日)
参加者: 単独


御前山より眺む富士山
写真は綺麗じゃぁないけど実際は青空満点、富士もバッチリ見えました!

ルート:


 6:04    8:23     8:50    10:40   11:10  11:55    12:35   13:16  14:50
 与野 ⇒ 奥多摩 ⇒ 奥多摩湖 → 惣岳山 → 御前山 (昼食) → 鞘口山 → 鋸山 → 奥多摩駅 ⇒ 南与野




カシミールで作った同じ景色



紀行文:

富士山3連発!!
埼玉のネット山仲間のKAZUさんに、日和田山へ連れて行って頂いて以来、すっかり「富士遠望」に魅せられてしまった!KAZUさんと、密かに「富士フェチ登山隊」などと称して、関東の山々から富士山の景色を堪能しようと思っている。「富士フェチ登山」の第2弾は、先週の川乗山。

今週は、KAZUさんの御都合が悪く、どこにも行かずにゴロゴロしていようかと思ったが、土曜の夜に突然、計画を立てて、単独で、御前山に行くことにした。

なんせ、関東の山はほとんど知らないので、どこだろうと初めてで、とても新鮮な気分だ!


奥多摩湖からスタート
JR奥多摩駅から、バスに乗り、奥多摩湖で下車。小河内ダムを渡って、登山口に向かう。

小河内ダムからの奥多摩湖


初めの30分は壮絶な急登
登山口からの30分は、階段も何も無い急な土の斜面を木々につかまりながら、ひたすら登る。滅多に息の上がらないピッケル君もこの急登には、さすがにゼーゼーハーハー。結構、気温は低いのに、すぐさま体から汗が出た。急な斜面も1段落して、少し余裕が出来ると、さきほどまで畔にいた、奥多摩湖を見下ろすことができた。雲取山〜鷹ノ巣山〜六ツ石山の山々が一望でき、疲れが少し和らいだ。

サス沢山手前より奥多摩湖を望む


奥多摩湖側からの道は、ヒノキ、スギの植林帯ではなく、ブナなどの広葉樹が多く、この時期は見晴らしが利きやすい。ときどきクマゲラのノック音に励まされながら、快適な登り。惣岳山の手前10分ほどはは、木の階段がある急登で、またまた息が上がる。

惣岳山で、それぞれ単独で来られてた2名と挨拶。お一人は、かなりいろいろな山に行かれているらしい。奥多摩周辺の山の中では、「富士の展望」の観点からは、御前山がトップクラス、とのこと。なんだか期待に胸がふくらんできた。惣岳山から御前山までは、30分程度。


富士の展望は、御前山山頂手前
御前山山頂の直前で、南側に大きく視界が開けていて、そこから富士山が雄大に展望できる。山頂へと気が早るが、しばらく富士山を堪能。1息で山頂に到着するも、山頂は木々が茂っていてあまり展望は利かない。惣岳山で一緒になった方々と山談義をしながら、ラーメンとおにぎりで昼食。

御前山山頂 鋸山非難小屋



先週、川乗山に行ったときに、凍りついた百尋の滝の景色が圧倒的だったので、今回も氷瀑を期待して、栃寄ノ大滝経路で下山するか、もう一踏ん張り鋸山まで足を伸ばすか?と悩んだ。結局、奥多摩駅にはバス道を歩かなければならないので、栃寄ノ大滝は断念して、直接、奥多摩駅に降りられる鋸山経路にする。

鞘口山、鋸山は展望なし
御前山を後にして、クロノヨ山、鞘口山を通過して、大ダワの鋸山非難小屋に到着。比較的綺麗、温かくなったら、この非難小屋を利用して、御前山から大岳山への縦走ができるかも知れない、と、密かにチェック。大ダワから大岳山方面にルートをとって、鋸山を目指す。この尾根筋からは、先程までいた御前山の全景を見ることができる。

大ダワの尾根から望む御前山


鋸山からは、長い植林帯と急な石段

鋸山に展望は無く、奥多摩駅へと急ぐ。鋸尾根は急なガレ場とヒノキ植林帯に囲まれた長い下りで、疲労がピークに達する。途中にかなり急なハシゴもあって、疲れた体にムチを打つ。愛宕神社の急な石段に足をフラつかせながら、やっとの思いで、奥多摩駅に到着。電車の時間まで缶ビールで1人の反省会。







ピッケル君のアウトドア





























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