秦野峠北 p1086 ダイヤモンド富士

1日目: 新松田⇒寄〜秦野峠〜p1086
2日目: p1086〜秦野峠〜鉄塔台地〜平尾山〜西ノ尾〜高松山〜尺里〜山北駅

名もなき p1086 からの ダイヤモンド富士

山行日 2017年3月4日 (土)〜5日(日)
同行者 単独
山のデータ p1086
鉄塔台地: 731 m
西ノ尾: 805 m
高松山: 801.4 m 
念願のダイヤモンド富士

2016年に姥子山で、夕陽と朝陽に染まる富士山を堪能して以来、「人気の少ない山頂からダイヤモンド富士を眺めたい」との願望を強く持った。

前回(1/28)、山中湖の西側にある「山伏峠」から、人生初のダイヤモンド富士を体験したが、富士山の後ろ側に雲があり、満足度は 50%

3月初めの週末に再チャレンジを企てたが、手頃なダイヤモンドスポットとなる山が見当たらない。
丹沢大山の富士見台が手近なダイヤモンドスポットとなるのだが、おそらく 人は多いだろうし、近くに山小屋も無い。

山岳地図ソフト・カシミール3Dを駆使して、あれこれ調べた結果、秦野峠から鍋割山へ続く尾根で、伊勢沢ノ頭の手前にある、名もなきp1086がダイヤモンドポイントとなることを確認。

ここから富士山を眺めたとの記録もHP上にあるが、現地とその周辺の情報を十分に調べることも出来ぬまま、イザ 決行!!!

今日は、日没までに目的にち到着すれば良いので、のんびり 8:40頃に隠れ家を出発

川崎からJR快速アクティーで小田原まで。。。。

贅沢にも グリーン車を使っちゃいました
(なんと 780 円)

倹約が信条のピッケル君なのに、なんで突然、グリーン券なんか買ったのか? いまだに訳が判らない????

小田原から、東に戻る感じで、小田急で新松田駅へ

そこから、小田急湘南バスにて、終点の「寄(やどろき)」へ移動

ここは、2016年に こだわりの 「宮地山」から下山したポイント

 
目的地となる秦野峠へは、シタンゴ山を経るコースと、舗装された林道を行くコースの2択となる。

当初は、シタンゴ山経由で行くつもりであったが、林道を行けば、いくつもの沢を渡ることになるので、秦野峠に近いポイントで水を確保することができる。

シタンゴ山手前に水場マークがあるのだが、1992年発行の地図の記載では、とてもアテにならない

・・・・・っちゅうこって、退屈な林道歩きを 約2時間も続ける

4回目の沢との出会いで、2Lほどの水を調達


これで一気に荷が重くなり、ペースダウン

さらに曇天で、ダイヤモンド富士への期待も、モチベーションダウン
そんな退屈な林道歩きで、突然、林道脇にカモシカちゃんが現れ、少しは楽しめたかな?
寄BSから、まるまる2時間の林道歩きで、ようやく、「秦野峠林道」に到着。

本来であれば、この右奥に富士山が見えるのですが、すっかり雲に覆われています。

ここから東方面に、ようやく本格的な山道に入る。

40分ほどで、旧道の秦野峠に到着

ここから、本格的な登り、15 Kg以上もある荷物で、ヘロヘロ (-_-;)


1時間半ほど、喘ぎながら登ると、ようやく お目当ての p1086に到着

残念ながら、富士山は全く姿を見せていないし、展望サイトが木々に覆われている

まだ時間も早いので、もう少し、富士山展望に適した場所を探しに 伊勢沢ノ頭方面へと進む

伊勢沢ノ頭手前まで行ってみるが、降りてきた方に聞いてみると西側の展望は期待できないと云う

仕方なく、予定とおりの p1086へと逆戻り

まだ、15:30で、ダイヤモンドタイムまでは、1.5時間ほどある。

とりあえず、 p1086にて酔っぱらわない程度に焼酎のお湯割りで体を温める

富士山方面を眺めてみると、ハレーションで見難いが、富士山頂の雲は晴れつつあるようだ

これなら、ダイヤモンド富士も期待できるかも?
16:30には、太陽がだんだん降りてきて、それとともに、富士山の陰影もはっきり捉えられるようになってきた。

これ以上、雲が沸いてこないことを祈りながら、三脚にカメラを固定し、本格的に撮影準備


15:20 頃から本格的な ダイヤモンド富士のショータームが開始

ここから先は、解説不要ですネ






ダイヤモンド・サンセットショーは、終了

その後は、夕陽に染まる富士山を堪能です






もう、心の底まで大感激!!!

30分以上も、刻一刻と彩りを変える富士山を眺め続けました

翌朝は日の出前の6時に起床

6:20 頃からサンライズショーが始まった

陽の出とともに、我らが富士山も はにかむように うっすら 紅色に染まりました

2日目は、こちらも 富士山展望の山として有名な高松山を目指す。

2016年2月に訪れてはいるのだが、この日は生憎の雲で、絶景富士を満喫できなかった。

とりあえず、昨日のルートで秦野峠へと降りるが、途中で、昨日は拝むことが出来なかった、富士山南西部の山々が見える。

特に位牌岳〜越前岳の雄姿は富士山展望の「太刀持ち」 「裾払い」として、 いつも 素敵な姿を見せてくれる
秦野峠林道から南に向かい、高松山を目指すが、途中の p817 手前で南側の沢筋へとルートロス

沢に降りてから間違いに気づき、何とかかんとか p817 南側の本来の登山道にリカバリー

自分としては見事なリカバリーショットだったのですが、本来、ルートロス自体が駄目ですよネ?

秦野峠林道から 2:20 ほどで高松山に到着

前回に比べれば、はるかに素晴らしい富士山を拝むことが出来ました
高松山から1:30ほどで、山北駅まで下山
(後から調べて見たら、山北駅より東山北駅の方が近かったかも?)

ダイヤモンド富士をメインとした山行なので、ろくな行動食も持参しておらず、もう腹ペコ

2015年の北丹沢東西縦走2014年の丹沢主脈&主稜縦走後に、乗り換え地点の新松田駅で立ち寄った中華料理屋に再訪

餃子2人前と生ビールと半ライス・・・・・・・

満腹で 心も温まりました


初めて体験した、ほぼ100%のダイヤモンド富士

朝の薄紅に染まる富士山

高松山からの大迫力富士山

何から何まで 大満足 (^^)v

ピッケル君にとって、満足度でベスト10に入る 充実の山行となりました






コースタイム



ルートマップ 


1日目(3/4 土)
9:05 9:10 9:19 9:23 9:27 10:24 10:32 10:41 10:55 11:25
池上 蒲田 川崎 小田原 新松田 富士急湘南バス


11:30 12:00 13:30 14:15 15:15
水源林管理棟 秦野峠林道 秦野峠 p1086(ダイヤモンド富士)


2日目(3/5 日)
7:40 8:10 8:30 9:45 10:00 10:45 11:20 10:45
p1086 秦野峠 秦野峠林道 鉄塔台地 西ノ尾 高松山 尺里 山北駅


12:45 13:01 13:53 14:24 14:31 14:57 15:07 15:27 15:34 15:37
山北駅 松田・新松田(昼食) 海老名 横浜 蒲田 池上






ピッケル君のアウトドア









































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