秋川渓谷・小坂志川下流遡行

緑に染まる清流・小坂志川

山行日 2017年7月9日 (日)
同行者 単独
山のデータ 山じゃなくって 沢です
沢登りではなく、沢歩き

前日は、名古屋出張で週末の計画を考える間もなく、週末を迎えた

梅雨前線が べったり 張り付いているものの、高気圧に押されて、前線が南下し、東日本は好天 (^O^)/
・・・・・では、あるものの 関東周辺の最高気温は 35℃を超える 猛暑


単身赴任先のアパートにいても エアコン使用は必至 (-_-メ)         
土曜日は、電気代節約のため、近くの図書館に籠って、 公共交通機関を利用した遠出メジャー山行計画をまとめ上げた

日曜日も関東〜東北方面は好天が期待できるが、日帰りでの遠出は無理 (-_-;)

やっぱ、車が無いと、ゲリラ山行や、思いつき山行が困難で不自由なことこの上ない

ここまで 暑いと 近辺の低山には行く気にならない

「そうだ  こんな暑い日は 沢遊びに限る!!」

慌てて、自室にあった 
「東京起点 沢登りルート120」(山と渓谷社)を取りに戻り、あれこれ調べたが、どれも単独で行くには難度が高かったり、コースタイムが長かったり・・・・ (-_-;)

ネットで調べて見ると、秋川渓谷支流の小坂志川本流で、
「沢登り」ではなく、「沢歩き」が楽しめるらしい

ルンゼや、高度のある滝もなく、ちょっと 面白みに欠けるが、水遊び感覚で ピチピチ・チャプチャプすれば、少なくとも涼はとれる。 単独なので、「安全第一」の企画だ
図書館から帰還後、半額の生鮭を買い求め、「鮭フレーク」を作り、おにぎりの準備    


参考にしたHPでは、淵の深みを泳いでいる画像が紹介されていたので、ザック内の持ち物は、全て コンビニ袋に包んだ上に、それらをスタッフバックに入れて完全防水の沢装備を整えた

駅に降り立つと バス停から 登山者の長蛇の列


 
100 名〜200名 程度 いたんじゃないかな?
これじゃぁ〜   バスに 乗れないかぁ〜 なんて 半分 諦めモードとなったが、
ちゃんと 係員が 並んでいる人数を数えて、3台もバスが出ることになった

(西東京バスの立ち乗りも含めた乗車標準人数が55名程度だそうなので、やはり150人ほどが並んでいたことになる)

それにしても こんな くそ暑い中 みんな 奥多摩の低山を歩くのだろうか?

降車バス停の笹平では、数名が下車したが、小坂志川へ向かうのは ピッケル君 一人

笹平のバス停を降り、5分ほどで入渓ポイントへ降り立ち、 まずは沢モードに変身

「沢に行こう」と決めた昨日、昨年秋に近所にオープンしたドンキホーテで、「子供のローラーコースター用のニーパット」を1,000円で 購入して 装着

子供向けTVの 『何とかレンジャー』 みたいな 恰好で 無様や・・・・・・ (泣

難度の高い滝、 ゴルジュ、 ナメ滝、 などなど 沢登りの定番となる アトラクションは全くない

参考としたHPでは、流れの緩い深みで 泳ぐのが唯一のアトラクションのようではあるが

全身濡れるのも嫌だし、寒そうだし・・・・・ 
パス!

やっぱ、これが単独山行の侘しさなかぁ〜

仲間と行けば、ガンガン 泳いじゃうんだけど・・・・・?


迫力には欠けるが、緑が映える こんな清流を歩くだけで大満足

しばらく遡行を続けると 釣り人に遭遇  

あちゃぁ〜 上流荒らしたら 怒られそうだなぁ〜

ピ: ゴメンなさい これより上流はしばらく水中を荒らさず、脇を歩くので良いですか?

釣り人: 嫌ぁ〜 ここは 脇を歩くだけで魚が散っちゃうんだよなぁ〜

ピ: ・・・・・・・・・

釣り人: せめて 500 mだけで良いから 林道を上流に歩いてもらえませんか?

ピ: ・・・ んじゃぁ〜 そうします


一旦、左岸に走る林道に這い登り、ほぼ500 m上流で 再度 入渓

再入渓ポイントから、さらに1時間ほど遡行を続け

二股を右に進路に取ったのち、そろそろ水流も細く、ブッシュも多くなってきたので、これにて終了

沢靴と沢用ソックスを脱いで、軽登山靴に履き替え、沢沿いの林道を約1時間下って スタート地点の笹平BSに戻る

バスの時間まで1時間も待ち時間があるので、近くの沢で おにぎり  食べながら 時間つぶし

沢では ボーダーコリーを10頭ほど連れたグループが、ボーダーコリーに水遊びさせていました

見ているだけで 涼しい気分になりました
何だかんだ云って 沢って 童心に帰って 水遊びできるので、大満足です

そう云えば、帰宅後に 何か右足の脛付近が痛い 良く見ると パンパンに腫れていて・・・・

どこかで、アブに 噛まれたらしい (痛

遡行2時間、林道歩き1時間 総歩行時間 わずか3時間ではあるものの・・・・・

やっぱ 沢歩きって、滑って転ぶのが怖いので、 緊張感を持って歩くので、わずか2時間の遡行でも かなり お疲れモード
コースタイム


ルートマップ 


7/9 日

6:54 7:14 7:23 7:37 7:44 8:48 9:00 9:25
池上 五反田 新宿 武蔵五日市 (西東京バス) 笹平BS

10:00 11:00 11:07 11:40 12:00 12:45
遡行開始 一旦 林道へ上がる 再入渓 遡行終了 笹平の沢


13:48 14:21 14:32 14:49 14:52 15:04 15:15 15:40 15:45 16:03 16:11 16:23
笹平BS 武蔵五日市 拝島 立川 武蔵溝ノ口・溝の口 旗の台 池上






ピッケル君のアウトドア









































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