滝子山〜笹子雁ヶ腹摺山

山行日 2016年12月10日(土)〜11日(日)
同行者 単独
山のデータ 滝子山: 1,590.3 m
笹子雁ヶ腹摺山: 1,357.7 m

滝子山から朝陽に染まる富士山
富士山展望満喫

関東単身赴任以降 「秀麗富嶽十二景」に 嵌っています
ところが、この山域から富士山は南南西に位置するので、お昼過ぎは 逆光となり、富士山展望はイマイチ
やっぱ この山域から富士山ビューを堪能するには 朝陽 or 夕陽 の 時間がベストです

そうなると テン泊が 基本となるのですが、この地域には テン場がありません

仕方なく、「ヤミテン」と云う荒業で 夕陽と朝陽に染まる富士山を堪能してきました
京浜東北〜中央線〜中央本線を乗り継いで、笹子駅まで 約 2時間半

ようやく 笹子駅に到着

もう 10時過ぎですが、テン泊なので 急ぐ必要も無い
笹子駅から 国道の甲州街道を東に歩き吉久保入口から すみ沢方面に向かうと 眼前に 目的地となる 滝子山が見えます
笹子駅から甲州街道と林道を歩くこと1時間

ようやく、道証地蔵に到着

やっと ここからは、スミ沢を登り詰める

モチガ滝で沢沿いの道が悪路になるので、急な斜面をジグザグに登って、沢沿いを避け、再度、スミ沢に合流

この合流ポイントが最終水場となるので、ここで、ヤミテン用の水を 2Lほど調達

これで、荷重がぐっと増え、さらに急登となり、急激なペースダウン

もう1歩1歩が 苦行 (-_-;)
最終水場以降も、チョロチョロの沢沿いに源流を登り詰め p1446を巻くように滝子山へ向かう

標高 1,450 m 付近から 尾根が広くなり、台高の明神平を彷彿とさせるような開けた台地に出る

ちょうど 標高的にも 明神平と同程度だ
笹子駅から3:40程度で、滝子山 山頂に到着

もう 14時を過ぎており、我らが富士山は逆光でハレーション
(矢印部分が富士山です)

まぁ〜 これも 折込み済み

だからこその テン泊 計画なんだ

今日の夕陽、 そして 明日の朝陽

これから12時間以上も 展望を楽しむチャンスはある!

15分ほど 山頂で あちこちの展望を眺めた

登りの段階で目星をつけていた ポイントに下り

テント設営

泥酔しない程度に 晩酌して

夕陽の時間に 再度 滝子山 山頂へ


残念ながら富士山は すっかり 雲に覆われていたが

夕陽に染まる南アルプスを眺めて大満足

再び テン場に戻り

本格的に晩酌

メニューは、スーパーで購入した 白菜とブタ肉の ミルフィーユ蒸し

お手軽で とっても美味!!

ラジオ聞きながら しとどに酔って そのまま 就寝

夜中に目が覚め、その後、眠れず

オールナイトニッポンの第2部を聞きながら まどろむ

天才ピアニストの 清塚信也 が パーソナリティーだった????

その後、まどろみのまま 朝食の準備をすると・・・・・

昨日、最終水場でポリタンに汲んだ水が 厚さ 2 cm 程度の板氷に凍りついていました

さすがに 今シーズン 最高に冷えた1夜

そんな中、やっぱ、ダウンシュラフは凄物で、夜中に全く寒さを感じませんでした

5:30頃に起きだし、プランスパンとコーヒーで軽い朝食

東の空が明るくなった 6:10頃にテン場を発ち、山頂へ向かう

日の出時刻は 6:45だったのですが、事前調査が不十分で、だいぶ 早い時間に山頂へ到着

日の出の時間まで、刻一刻と彩が 変化する朝焼けを眺め 感涙


ここから先は、問答無用で、絶景をお楽しみ


朝焼けに染まる富士山


薄紅に染まる聖岳〜赤石岳〜荒川三山


薄紅の八ヶ岳


ご来光は雲の中から



40分も山頂で 朝陽を堪能し、テン場に戻る

再度、フランスパンとスープで暖まり、テント撤収

当初は、大谷ヶ丸〜コンドウ丸経由で 笹子雁ヶ腹摺山まで周回するつもりでしたが

もう 体力無いので、ショートカットで笹子雁ヶ腹摺山へ

大鹿峠からは、お坊山、米沢山を含め、何度もアップダウンが続き、苦行の連続

買い出しに行く時間が無かったので、昨日、笹子駅で購入した 「笹子餅」が、本日のレーション

米沢山と笹子雁ヶ腹摺山のちょうど 中間点付近の小ピークには グラがあり

そこは この 縦走路で最も広い視界で富士山を眺められる

ちょうど 山ガさん2名が このド迫力の富士山を眺めながら昼食を摂っていた

ここで 飯食ったら、飯の味も2倍やね

ヤミテン場から、3:30もかけて ようやく 笹子雁ヶ腹摺山に到着

笹子雁ヶ腹摺山の山頂からの富士山展望は 少々 木々に遮られる
(すぐ下の反射板まで下ると、全く遮られること無く見えます)

例によって 12時を過ぎ、 富士山には 雲がかかり始めている

笹子餅で カロリー補給して 山頂を辞す

1時間弱で登山口に下山

ドンピシャのタイミングで 富士急山梨バスに乗り込むと

笹子駅でも ほとんど待ち時間無く 中央本線に乗ることが出来ました



コースタイム

ルートマップ 

7:32 7:36 7:44 8:05 8:11 9:09 9:20 10:09
池上 蒲田 東京 高尾 笹子


10:10 11:20 14:00 14:20 14:30
笹子駅 道証地蔵 滝子山 滝子山下某所テント泊


6:10 6:20 7:00 7:05 8:05 9:05 10:20 10:50 11:50 13:00
テン場 滝子山 テン場 曲り沢峠 お坊山 米沢山 笹子雁ヶ腹摺山 新中橋



13:12 13:16
新中橋 富士急山梨バス 笹子駅前



13:21 14:21 14:41 15:28 15:37 15:51 16:00 16:18
笹子 高尾 新宿 五反田 池上




ピッケル君のアウトドア









































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