蝙蝠岳
(2日目)
蝙蝠岳山頂
山行日 | 2015年8月21日〜23日 |
同行者 | 単独 |
山のデータ | 蝙蝠岳 2,864.7 m |
贅沢の極み? 本日は テント張り置き、空身でピストン これって 準備に時間を取られず すぐ出発できるのが良い |
ゴソゴソとテントから這い出ると ちょうど 日の出の時間
あわてて 徳右衛門山頂に駆け上がり
木々の間から わずかに見える サンライズショーを堪能
良かったぁ〜 これだけで 無理して テント担ぎ上げた甲斐があった!!
左奥に見えるのは奥秩父の山々(瑞牆山〜金峰山〜国師ヶ岳)
徳右衛門の北の小ピークを過ぎると 眼前に目指す 蝙蝠岳を捉える
周囲は これぞまさしく 『ざ・南アルプス』って 感じの樹林帯
ある岳友は こんな 緑濃い 南アルプスが好きだと云う
藪が ペシペシ 顔に当たるのが刺激的らしい
何か 奥深い大峰って 感じかなぁ〜
関西系ワンゲラーは 「しっぽり 雨に濡れた大峰も オツなもんや!?」 って 負け惜しみ云うけど・・・・
雨に濡れた南アルプスは もっと オツかも???
p2721 で 突然 樹林帯を抜け出し 一気に展望が広がる
雲海の向こうに 富士山が姿を見せるが、ドス黒い 雲が富士山に近づき
何やら 不気味な雰囲気
本来なら360度の展望で 荒川岳や塩見岳が巨大に聳えているハズだが、そちらは視界が効かない
ガスに覆われる荒川岳
森林限界を越えると、まともに歩けないほどの強風が吹き荒れ、身の危険をも感じる。 「断念」 「撤退」の 2文字が脳裏をよぎるが、目指す蝙蝠岳は あと 数百メートル。 ザックカバーが風に煽られるので、風裏となる岩陰にザックをデポして 空身でアタック。 何とか無事に山頂を制覇 |
記念撮影だけ済ませ、ちゃっちゃと撤退
1時間半ほどで、徳右衛門岳のテントに戻る
昨日 苦労して汲んだ水でお湯を沸かして コーンスープを作り ブランチ
あとは テントを撤収して 二軒小屋へ下山
二軒小屋へは ちょうど正午に到着
森林限界越えの ガスガス 暴風とは 打って変わり 下界は青空
下山時に一緒になった 単独男性と缶ビールで乾杯
なんとこの方、夜叉神峠から入山し、10日ほど南アルプスを縦走していたとのこと
いやはや 典型的な 「南ア族」だ
モクが切れたと云うので ピッケル君の残り半分を御裾分けしたら
お礼にと お代わり缶ビールを奢ってくれた
緑の絨毯が広がる絶好のテン場で テント、シュラフ、靴を広げて乾燥
衣類の洗濯(洗剤なし、手洗い)までして干しちゃいました
いつも下山後は、ちゃっちゃと撤収して帰路に着くだけだけど
下山後に こんなにのんびり出来るなんて・・・・
しかも 二軒小屋は 山小屋とは思えないほど超高級
お洒落な玄関では お茶目な唐傘被った熊の剥製(?)がお出迎え | 清潔な檜風呂 |
風呂上りと云えば もちろん 生ビール 600円とは 山小屋にしては格安 |
吹き抜けのお洒落な食堂 |
暖炉と書棚 | 6時からは夕食 ここは フルコースディナーなので完全予約制 |
食前酒(ヤマモモ酒) 野菜の前菜 |
トマトと青シソのピザ ワインとの相性抜群 |
イワナの燻製 頭から尻尾まで 全て食べられます |
メインの鹿肉シチュー 赤ワインにすれば良かった (>_<) |
パエリア風(?) 山菜釜飯 | かぼちゃのスープ | あんずのシャーベット |
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2日目
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