富士山大展望の愛鷹山(越前岳)



山行日 2015年2月15日(日)
同行者 単独
山のデータ 黒岳 (1,085 m)
越前岳 (1,504 m)


富士山展望
まだまだ東京を起点とした公共交通機関で行ける山々の事前調査が不十分で、雪深いこの時期、山選びに苦労する。
交通費もそれなりにかかるので、どうせ行くなら天候、展望など条件の良い日に、価値のある山に登りたい。
そこで今回のテーマは富士山! ふだん富士山を見慣れない関西ワンゲラーは、山から富士山が見えると、異様なくらい盛り上がる。
ピッケル君も 
「富士山発見入門」なんちゅう 超マニアックな本を読んで以来、プチ富士山マニアとなった。

富士山展望日本一との呼び声高い三ッ峠山は、すでに踏破済みなので、今回は三ッ峠とは反対側から富士山を眺められる愛鷹山へ行ってみる
JR東海道線と御殿場線を乗り継ぎ御殿場に降り立つと、駅前からいきなり富士山が聳える。

富士急バスで愛鷹登山口へ向かうと、車窓からも富士山。

どんどん近づく富士山に目が釘付けとなる
バス内の登山客は私を含め4名、みな愛鷹登山口で降りるものとばかり思っていたら、下車したのは私一人。 皆さん、北側の登山口となる十里木まで行くらしい。

バス停から20分ほど車道を歩き、駐車場のある登山口に。

雪が良く踏まれているので、出だしから早々にアイゼン装着。

このルートは、これから登る黒岳が遮るかたちとなって、バス停も含め、全く富士山を見ることが出来ない。

今日は天気が良いから大丈夫とは思うけど、山頂が雲やガスで覆われちゃったら嫌だなぁ〜って 焦る焦る!! 例によって 1本も取ることなく、
富士山、富士山 ふ・じ・さぁ〜ん!!! って 叫びながら、富士見峠まで駆け上がった。 
富士見峠からは富士山を見ることは出来ず、黒岳展望広場まで、あと 350 mほど北西に進む必要がある。
バス停から1時間10分 ようやく 富士山とご対面〜!!

ガスに覆われることなく 富士山 ドッカァーン!!!

五目かやく御飯で自作した 「富士山型おにぎり」で腹ごしらえ

黒岳展望広場からの 富士山アップ

ここは 周囲に木々に遮られ 視界が少し狭くなる

真正面の 宝永第1火口が クレーターのようにパックリ口を開け
右手前には宝永山

右側の裾野には うっすらと 雪煙が舞っている


黒岳展望台から真東へ進み黒岳山頂へ

ここは 富士山側が大きく開けていて、思う存分 富士山を満喫できる

誰かが 雪だるま なんか作っていたりして・・・・
もう 嬉しくって ついつい はしゃいじゃいました
富士山ばかりに目を取られていましたが、山頂の南側に回り込むと 愛鷹山第2峰の位牌岳(右側)を眺めることが出来る

結局30分ほど 山頂で富士山を堪能した

黒岳展望台に戻ると、富士山頂は激しい雪煙が舞い上がっていた

富士見峠に戻り、尾根沿いに越前岳方面を目指す。

雪は深いものの しっかりと踏まれていて アイゼンだけで十分歩行可能

ボーダーコリー連れの御夫婦とすれ違う。

やっぱ 雪とワンコって 似合うんだよなぁ〜??
富士見峠から 1 Kmほど進んだ地点に 鋸岳展望場っちゅうのがあって、 その名の通り ノコギリの歯のような ギザギザの山が ド迫力に聳えている


p1336(北白ガレン)を過ぎると、富士見台に到着

五十銭紙幣の図柄に採用されたと云う 富士山絶景ポイント

そこには、展望用の脚立が建てられていて、、、、

アイゼン装着のまま 登っちゃいました (^O^)/
ほんでもって 本日のメインイベントとなる越前岳に到着

残念ながら ここからの富士山は周囲の木々に遮られて イマイチの展望
その一方で、大岳(中央)の向こう側には駿河湾が輝いていました

前回の丹沢山行もそうだけど、山頂から海が見えるのって 結構 新鮮かも?

当初の計画では、愛鷹登山口から黒岳へ上がり、稜線上を越前岳まで歩いたのち、ここから割沢峠を経て東沢経由で愛鷹登山口へ戻る予定だった

ところが、このコースでは、これにて富士山展望は終了となる

これだけの富士山展望を前にして このコースでは 物足りない

富士山絶景が期待できる 愛鷹山北側の十里木への下山へと変更

ところが、十里木発のバスは、15:00 の後、17:55まで便が無い (>_<)

山頂で ゆっくりする間も無く、そのまま 十里木方面へと下山

突然の予定変更ではあるものの、このルートを選んで大正解!!!

真正面に富士山を拝みながら どんどん 富士山に近づく この下山道

途中 何か所か 展望スポットがあり、その度に 富士山を激撮

最後は、『十里木高原見晴台』で 雪煙の舞い立つ富士山の拝み納め
もう 何枚撮影したか判らないほど 富士山三昧を楽しみ 大満足。

心配したバスの便にも 楽勝で間に合い、当初の計画より1本早いバスで御殿場駅に到着。

例によって 経費節約のため 各駅停車を乗り継ぎ 都心へと帰着

御殿場線で たまたま 乗り合わせた フランスから横浜国立大学に出張中と云うトレイルランナーのJulienと会話に花が咲く

彼は出張中で横浜駅近くのホテルに滞在中にも関わらず、わざわざ箱根周辺まで来て 長尾峠〜乙女峠付近を6時間近くランニングしてきたと云う

久し振りの英会話で こちらも すっかり楽しんじゃいました!!

長い各駅停車の旅も 楽しい会話で あっっちゅう間!!

Julienから 本場 マッターホルンなどの山々の画像を見せてもらいました

さすがに 世界遺産に登録されているだけあって 富士山は 国際的・・・・・

Julienとの会話で そう 感じました

ほんでもって Julienの台詞 「こんな素晴らしい国に住んでいる日本人が羨ましい」

いつまでも この 「美しい日本」を保持するのが 我々の務めですよね!! って 痛感しました

美しい国 ニッポン 万歳!!




ルート地図はこちら 



コースタイム

5:30 5:48 5:52 5:57 6:01 6:05 7:04 7:07 7:58 8:30 8:59
隠れ家 池上 蒲田 川崎 国府津 御殿場 愛鷹登山口

9:00 9:15 9:50 10:10 10:25 10:30 11:00 12:40 13:50 14:00
愛鷹登山口 松永塚 富士見峠 黒岳展望広場 黒岳山頂 越前岳 十里木登山口 十里木バス停


15:00 15:43 16:25 17:15 17:21 18:09 18:30 18:44 19:30 19:34 19:47
十里木 御殿場 国府津 横浜 京浜蒲田・蒲田 池上 隠れ家
川崎〜蒲田 間にて 多摩川が強風でJR京浜東北線が不通となり
横浜駅で 京浜急行に乗り換え 予定を1時間以上遅れて 隠れ家に辿り着きました





















ピッケル君のアウトドア









































inserted by FC2 system