輝山
(てらしやま)



山行日 2014年3月9日(日)
同行者 DOPPO さん
山のデータ 輝山: 2,063.4 m


高山遠征2日目

昨日の大日ヶ岳に引き続き、本日は輝山(てらしやま)。 もともと DOPPOさんには この輝山への同行の誘いを受けた。
輝山なんて どこにあるのかも全く知らなかった。 DOPPOさんが狙う 2,000 M 超級の山で、登山道が無いため 
積雪期限定の山

ただし あまりに雪深いと ラッセル地獄で 山頂到達は断念の可能性もある


国道158号線を平湯方面へと走り、平湯トンネル手前のPにデポ

目指す 輝山が 太陽に照らされ まさしく 輝やいていた


閉鎖中の乗鞍スカイラインを歩くと、 本日のものと思われる 足跡が多数

さらに後ろから ボードを抱えた青年が ワッシワッシと すごいスピードで 尾根を登って行ってしまった。

これだけの先行者がいれば、ラッセルも楽に違いない。

そうは思ってみたものの スノーシューの踏み跡は細く、急な斜面で ワカンは 登りにくいことこの上ない

めったなことでは 息の上がらないピッケル君も ぜぇ〜ぜぇ〜 ハァーハァー

太腿がパンパンで悲鳴を上げる

サクサク 進む DOPPOさんに 何度も1本取ってもらう

1時間半 ほどの苦行の後、やっとこさ 白く輝く 輝山山頂を視界に捉える

昨日 同様 時間経過とともに ガスが晴れ

青空と雪の白 そして木々の影のコントラストが 何ともいえない

もう1息で山頂 っちゅうことで DOPPOさんのペースが 俄然と早くなる

尾根を登りきると 眼前に 乗鞍岳が 雄大に聳えていた

乗鞍岳って まるで 登山として興味の対象外だったので 何も知らなかったけど

いくつもの 小さなピークからなっているんやネ?

こんなに沢山あったら 全て踏むのも大変そうや


輝山のピークは 尾根を登り切ったところから さらにブッシュの中を行く

数分で 無数のモンスターに囲まれた 山頂とおぼしき場所へ

向こうには 北アルプスが聳えるが 木々が邪魔して 全ぼうを捉えきれない

まずは、先行者が作った スノーテーブルで 腹ごしらえ

お腹が満たされたら 視界を遮る木々を避け 北アルプス大展望スポットへ移動


ドドドォ〜って 感じの大展望では あるが、、、、  悲しいことに 槍ヶ岳 と 穂高周辺は ガスに覆われ その全貌を拝めない

ねばりに ねばって 一瞬のガスの切れ間から 槍穂をゲットすると・・・・・

こんな感じ・・・・・

まさに 神々しいとは このことヤネ??

結局1時間近くも 山頂付近に滞在し 北アルプス展望を満喫

「下りてしまうのもったいないなぁ〜」 そんな DOPPOさんの 独り言に 100% 同意

何度も何度も 振り返り 名前の通り 輝く山と スキーヤー達のシュプールの美しさに 溜息・・・・・

昨日に 引き続き 「山スキーへの憧れ」を強く募らせた

あれほど苦労した 急登も 下山はあぁ〜っちゅうま。

ほとんど疲れちゃいないのに、
「ここらでちょっと休憩しょ〜か?」 って DOPPOさん。

そうそう ここが最後のビューポイント。

よっぽど 名残惜しいらしく 休憩とは名ばかりで、ずぅ〜っと 
輝山を眺め続けるDOPPOさん。 そんな後姿が とっても素敵

つくづく 
「山好きDOPPO」 なんやぁ〜って 改めて痛感
途中、沢方面から登ってきた山スキーの跡があったので、急な尾根筋を避けて 登山時とは違う道を下る。

最後の最後 あと少しで 林道合流地点で バランスを崩し 雪の中に転倒。 急な登りで 相当 
太腿に乳酸が蓄積していて、起き上がろうと もがく 度に 足が攣る

どうにも こうにも・・・・・・????? 何なので しばらく 雪の中で足を伸ばして やっと 脱出

本人は 至って 必死で 決して 遊んでいるわけでは無いんです

本日の下山後温泉は 飛騨高山 ひだまりの湯

ちと 高めの お値段ではあったけど 十分に 満足しました



コースタイム

6:30 8:00 8:15 10:50 11:50 13:30 19:00
道の駅 アルプ飛騨古川 平湯トンネル手前 輝山 平湯トンネル手前 愛知南部


前日の 大日ヶ岳の記録は こちら 





ピッケル君のアウトドア









































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