秋色富士山展望・大菩薩嶺
大蔵高丸より朝陽に染まる富士山
山行日 | 2014年11月2日(日)〜3日(月) |
同行者 | 単独 |
山のデータ | 大菩薩嶺: 2,056.9 m 小金沢山: 2,014.3 m 牛奥ノ雁ヶ腹摺山: 1,995 m 黒岳: 1,987.5 m 大蔵高丸: 1,781 m ハマイバ丸: 1752.0 m 大谷ヶ丸: 1,643.8 m コンドウ丸: 1,392 m |
富士山フェチ 11月初旬の3連休、豪華2泊3日で甲武信ヶ岳〜金峰山〜瑞牆山の縦走を企てていたが、荒天模様との天気予報で、早々に断念。 ところが、土曜日になると、日曜以降の2日間は天気が回復するらしい 慌てて1泊2日で行けそうな山を探索し、大菩薩嶺〜小金沢山〜コンドウ丸へと続く大菩薩嶺南部主脈縦走にチャレンジ |
甲斐大和からは始発バスより20分早い7:50発の臨時バスに乗り込む ロッヂ長衛荘前の駐車場からはガスに覆われた甲府の奥に 南アルプスの山々が見える 上河内岳〜聖岳〜兎岳〜赤石岳 |
10月の馬蹄形縦走での足の痙攣が まだトラウマとなっていて
今日は 「のんびり、ゆっくり」 と 自分に言い聞かせ
ロッヂ長衛荘で 山バッチを買ったり、腹ごしらえなど
15分ほどで 「福ちゃん荘」へ到着 ・・・・・いかにも 「山の茶屋」って 感じの食堂で 朝から 「味噌おでん」が美味しそう 昔は 登山起点地や主要峠には こんな感じの茶屋が必ずあり、幼い頃、父母に連れられた低山ハイクで、山バッチを買ってもらったり、うどんや ぜんざい などを食べるのが 楽しみだった。 関西では、車でのアプローチがメインとなり、こんな感じの茶店が絶滅寸前だ。 |
福ちゃん荘からは、唐松尾根を行く
標高 1,850 m を越えた付近から 振り返ると 富士山が見えるようになり
登っては振り返り、振り返っては登り の 繰り返し
甲府市街を覆うガスが趣を一層引き立てる
やっぱ 関東登山の原点は 富士山展望やね
福ちゃん荘から ジャスト1時間で 雷岩に到着
そこは まさに富士山展望のベストスポット
まるで展望は無いけど、とりあえず三角点のある山頂までピストン やっぱ 百名山やし 山頂踏んで お決まりの記念写真撮っとかんと アカンよね そう云えば、前回の浅間山は、せっかくの百名山なのに山頂行ってへんし (>_<) |
とりあえず 大菩薩嶺の山頂をピストンし、雷岩へ舞い戻る。 雷岩付近は大勢の人々で賑わっているので、大菩薩峠方面へ少し離れた尾根上でザックを下ろし 早い昼食とする 秋の山弁当の定番となりつつある 「舞茸入り銀杏ごはん」 この塩味がなんとも云えません!!! 神部岩では 犬連れファミリーが記念撮影中 とっても絵になるので 無断でモデルとして使用させて頂きました。 我が家の娘も 幼い頃は 今は亡きトシノスケと あちこちの山 着いてきてくれたんだよなぁ〜 今じゃ ほとんど 連絡すらよこさない (泣 |
神部岩から妙見ノ頭方面へ続く尾根 ススキやカラマツ黄葉で すっかり秋色 |
大菩薩峠で ピッケル君にしては珍しく アイスクリームなんぞを買い求め
介山荘オリジナルの大菩薩嶺 登山バッヂをゲット
大菩薩峠を過ぎると ほとんど 人気が無くなる
天狗棚山から 狼平と呼ばれる素敵な笹原
関西人なら 「狼平」と云えば 弥山手前の素敵な避難小屋を思い浮かべるに違いない
弥山の狼平とだいぶ 趣は異なるが、こちらの狼平も またまた 素晴らしい
小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山付近は ところどころに樹林帯があり、その雰囲気は まるで 大峰のよう 昼過ぎから 曇天で ガスも出て来たので、ますます 雰囲気は しっぽり濡れた大峰 |
高度を徐々に下げながら、縦走路をさらに南下すると周囲の森の趣は すっかり台高の森 もう 落ち葉と このなだらかな尾根の雰囲気はまるで笹ヶ峰を彷彿とさせるよう ちょうど この付近は 「やまなし森林百選」 「黒岳の広葉樹林」って 標識が出ています |
長衛荘から総歩行時間 6:35で ようやくテン泊地となる湯ノ沢峠に到着 ここは車でのアプローチが可能な登山基地 すでに2〜3台の車に5〜6張りのテントが張られていた どうやらお隣さんは 某大学ワンダーフォーゲル部のパーティー。 定番のエスパースの8テンで 青春を感じちゃう しかも この大学 ピッケル君とは所縁が深く、学生の数名はピッケル君の血縁者を知っているらしい 賑やかな学生たちの宴の音を聞きながら、こちらも独りで酒宴を開始。 ディナーは 定番となりつつある いなばのタイ缶シリーズと フランスパン |
大菩薩嶺 南部縦走の 山行記: ・1日目の記録 (このページ) ・2日目の記録 ⇒ ルート地図はこちら ⇒ コースタイム:
2日目(11/3 月)
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