裏銀座ピストン縦走
烏帽子岳・三ッ岳・野口五郎岳・真砂岳・南真砂岳

山行日 2010年9月24日(金)〜26日(日)
参加者 RINちゃん(途中合流)
山のデータ 烏帽子岳(2628 m)
三ッ岳(2844.6 m)
野口五郎岳(2924.3 m)
真砂岳(2862 m)
南真砂岳(2713 m)


烏帽子岳(左)、立山三山(中央)、南沢岳(右)
(前烏帽子岳より)


百高山完全制覇まで 残り10を切った スーパー山レディのRINちゃんが 踏み損ねた三ッ岳のピークを踏みに行くと云うので 同行する。

未熟者のピッケル君は 裏銀未踏なので 1日早く入山して 南真砂までピストン縦走することにした。

9月24日(金)

七倉山荘手前の駐車場に前夜泊

翌朝 到着された男女2人組みとタクシー相乗りして高瀬ダムへ

意気揚々と不動沢トンネルを越えると。。。。。。。
東電の方より 「この先 濁沢の丸木橋が昨日の豪雨で流されて渡渉困難ですよ」

とりあえず 見に行ってみると。。。。。。。

ガァッビィィィィーン!!

ムチャして渡ったろかぁ!? って 思うものの この濁流を見ると ちょっと腰が引ける

 『どうせ 今日は烏帽子小屋まで行ければ良いし』

 『気長に 復旧工事を待ちます』 と云う男女ペアに誘われ

のんびり 紅茶をご馳走になる
そうこうするまに やってきました 我らがパワーショベル

逞しく そして 力強く  流された 丸木を持ち上げる \(^o^)/

『でも こんなんで いつになったら 橋は完成するんヤロカ?』

そんなの 心配御無用  さすがに 我らがユンボ!!

橋の決壊で発生した 数名の登山難民を ユンボに乗せて 向こう岸まで渡してくれる (^_-)-☆

なんか 『エルマーのぼうけん』って 絵本を思い出しちゃいました


朝から パワーショベルで渡渉 なんちゅう むっちゃ貴重な体験して すっかりご機嫌だぜ!!
北アルプス3大急登の1つである 『ブナ立尾根』 その名に違わず、 長くて 急な登り

途中で小雨も降り出し  とにかく モクモクと登る

パワーショベル渡渉から3時間半ほどかけて烏帽子小屋手前の展望場に到着

ちょうど この頃には 少しガスも晴れてきて  色づき始めた紅葉の向こうに 針ノ木岳(左)−鹿島槍ヶ岳(中央)−蓮華岳(右)
とりあえず 烏帽子小屋のテン場にテントを張り。。。。。

『今日は天気もイマイチやし、、、、 烏帽子岳は日曜日にRINちゃんと行くし。。。。。。』

『テントで沈かなぁ〜』 って 気分だったが

タクシー同乗の男女ペアの勢いに 勇気付けられ

とりあえず 一旦 烏帽子山頂をピストンした後

小屋中のテーブルで小屋泊の方々と ビール宴会

おつまみ やら チーズやら すっかり ご馳走になりました (^_-)-☆

9月25日(土)

夜中は強烈に寒く 何度も眼が覚める。   軽量化のため 少し荷物をケチって 3シーズン用シュラフのみで シュラフカバーも持参してこなかった (>_<)

あまりの寒さに我慢できず  非常用に常備している 『エマージェンシーシート』を出して 寝袋の上からくるまる

これで 何とか 暖かくなったが  朝 眼が覚めたら 寝袋が寝汗で ビショビショやし。。。。。。。 (>_<)


眠いし。。。。。 寒いし。。。。。  面倒やし。。。。。  なんて  コーヒー飲んで リゾット食べて グズグズしてると  昨日ご一緒だった 男女ペアが烏帽子小屋から 水晶岳に向けて 出発される。  テント越しに お声かけ頂き  元気をもらっちゃいました (^_-)-☆

よっしゃぁ〜 負けてられへんでぇ〜!!!  って 気合を入れて 三ッ岳を目指す

ガスの向こうに 立山〜後立山の 山々が 顔を出し。。。。。。  うぅ〜む 今日は良い天気になりそうじゃぁ!!
って ことで 一気にテンション高まる

三ッ岳の山頂には 山名版は見当たらないが 三角点があり


その向こうには  野口五郎岳や さらに その向こうに 槍ヶ岳の雄姿が見え はたまた アドレナリンモードに突入 (^_-)-☆
野口五郎岳が近づくにつれて  槍ヶ岳が眼前に迫り。。。。。 読売新道から続く 赤牛岳  
そう云われて見れば 背中の赤い牛が 寝そべっているようにも見える??
野口五郎の山頂に着く頃には 周辺のガスもすっかり晴れ、 360°の大展望 \(^o^)/

昨日から 例の男女ペアに写真を撮ってもらう

裏銀座をそのまま 水晶小屋へと歩く お二人を見送り  真砂岳山頂から 南真砂岳へと続く竹村新道に方向転換

真砂岳のピークを踏んで。。。。。。
草紅葉がコントラストを作るザレ場を下って 南真砂へ向かい。。。。。。

20分ほどの登り返しで 南真砂岳ピークへ

ここには 山名版も三角点も無い(>_<)

振り返ると南真砂岳と野口五郎岳が雄大に聳え。。。。。

大満足じゃぁ〜
水晶小屋に 荷物を運ぶヘリを眺め。。。。。

水晶へと向かった お二人にエールを送る
三ッ岳手前のp2792付近で 『展望コース』と『お花畑コース』の2つに分かれる

往路は 『お花畑コース』を歩いたので 展望コースを行くと。。。。。。

下に見える『お花畑コース』にRINちゃんを見つける。

1日遅れで高瀬ダムから上がってきて ピッケル君を迎えに来てくれたと云う


高瀬ダムは本来は エメラルドグリーンの水を湛えているが、今日は 抹茶ミルクのような濁り水
テン場に戻って RINちゃんと ビール&夕食&宴会へと 突入 (^_-)-☆

昨夜 同様  今夜も 寒い (-_-;)
翌朝は最高の天気で

テン場 横のヘリポートから ご来光がバッチリ

ちょうど 唐沢岳の脇から 太陽が顔を出す \(^o^)/
朝飯前の 軽い運動 っちゅうこって  軽食を持って 烏帽子岳に向かう

寒いハズ。。。。。。

放射冷却で あたりは 霜や霜柱で 真っ白
鎖場のある 急な岩稜を登り。。。。。

高所恐怖症&岩場の恐い ピッケル君なんか お構いなし。。。。。

ピッケル君がビビって 渡った カニの横這いみたいな 岩場のヘツリで 余裕かましてるし。。。。。。 (>_<)

 

烏帽子の山頂でも ご覧のとおり
見てる こっちが 恐い っちゅうの。。。。。

テン場に戻って コーヒー飲んだり テント干したり。。。。。。

結構 のんびり した後 撤収して下山

あの 決壊していた 『濁沢』は どうなったんヤロカ???

なんて 下山してみると。。。。。。

入山時とは 川幅まで 大きく変貌 \(^o^)/

しっかり 大岩を積んで 少々の増水では流されない 立派な丸木橋が完成してました (^_-)-☆

東電(?)の 方々に 感謝 m(__)m 感謝 m(__)m
ユンボに お礼の声かけたら

むこうも 頭下げて挨拶しているみたいやし。。。。。

それにしても 頼もしく見えます  我らがユンボ \(^o^)/
下山後は 仙人閣の 源泉掛け流し 露天風呂で 大満足

RINちゃんの 百高山に誘い込まれ。。。。。。。

三ッ岳(2844.6)、野口五郎岳(2924.3)、真砂岳(2862)、南真砂岳(2713)。。。。。。
『ヘッ ヘッ ヘッ 4つも 百高山をやっつけたぜ!』って 満足してたら

「その真砂岳(2862)は 百高ちゃいまんねん!  百高の真砂岳(2861)は立山にありまんねん!?」 って 突っ込みを入れられ ムチャショック (>_<)

まぁ〜3っつ でも 良しとしよぉ〜っと!!


コースタイム

9月23日(木)

16:15 22:00(車中泊)
生駒 七倉荘


9月24日(金)
5:30 6:30 6:50 7:25 8:25 11:00 12:20 13:00 13:40 14:30
七倉荘 タクシー 高瀬ダム 濁沢で復旧工事待ち 三角点 烏帽子小屋テン場 烏帽子岳 テン場(泊)


9月25日(土)

5:30 6:15 7:10 8:40 9:15 10:00 11:45 14:00
テン場 三ッ岳 野口五郎岳 真砂岳 南真砂岳 野口五郎岳 テン場


9月26日(日)
6:00 6:45 7:30 8:50 10:50 11:05 11:20 11:30 12:10 19:15
テン場 烏帽子岳 テン場 濁沢 高瀬ダム タクシー 七倉荘 仙人閣 生駒






ピッケル君のアウトドア









































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