大尾根を経て 峰山・ジョウブツ山


山行日 2009年7月5日(日)
参加者 DOPPOさん
山のデータ 峰山: 1208.9 m
ジョウブツ山: 1307.9 m



ジョウブツ山より


4:30 6:10 6:30 7:30 10:50 11:30 11:50 13:15 13:40 15:30 18:00
生駒 杉の湯川上 白川渡 前塚
(p883.4)
峰山 ジョウブツ山
西峰
ジョウブツ山
(p1307.9)
瀬戸 生駒


DPさんに拉致されて。。。。。。

土曜日に、珍しく、プライベートメールをチェックすると、「新規ルートを歩いてみようかと思うのですが 暇な方いたら挑戦しますか?」なんて メールがDPさんから届いていた。 即座に参加表明。

DPさんの山行計画は いつも 「早発ち」。 明日の集合時間も6:30。 早く寝なければ行けないが、生憎、今日は 山系ネット界で 空前の話題となっている 「剱岳 点の記」のレイトショーを予約していた。 劇場で映画を見るのはキアヌ・リーブスの「スピード」以来だから、14〜15年振りの映画鑑賞 (>_<) 

剱岳を素晴らしい映像を堪能し、寝不足で集合場所に到着。

どうやら、この新規ルート、 車2台での回送が必要で、「アッシー君」としての参加募集だったようだ ? 白川渡から中奥川沿いの林道を入り、DP号を瀬戸にデポ。 ピッケル号で、白川渡に戻る。

白川渡には、綺麗に整備された村営オートキャンプ場なるものが出来ていた。


キャンプ場の手前の集落のお寺から大尾根に取り付く。 昔はしっかりした登山道だったらしく、ルートは明瞭。

しばらくするとDPさんの ズボンが血に染まっている。。。。。。。 ヒィヘェ〜 ひっ ヒッ ヒル ひる 蛭 るるるるぅ〜

血を吸い終って 体から離れた後 らしく 本体は発見できず。。。。。。。


30分ほど登り、振り返ると 大峰・大所山 方面が見える 本日は ひたすら 桧の植林帯を歩く
1時間20分で、最初の目標ポイントであるp883.4に到着。 「前塚」と云う山名版が架っている。

「アレアレ 3等三角点まであるでぇ〜!! これって 剱岳より 上っちゅうこっちゃなぁ〜?」とはDPさん。。。。。。。

この人も「点の記」にかぶれているようだ。 なんと 2度も劇場鑑賞をされている。

本日のコースの中では、まず 白川渡から このp883.4までが 第一関門。 急登の連続で、心臓バクバクモード。

p883.4以降は 何度か小ピークの上り下りを繰り返し、峰山(p1208.9)を目指す。

この間は、p1011への激登り、峰山手前の岩場地帯が 難関地帯。
 
大尾根からは、ときどき 白鬚岳(左)と小白鬚岳(右)が 顔を出す
ちょうど4時間かけて峰山に到着。 いつものように わらじ山岳会の山名版がある。

これで 本日の水平歩行距離のちょうど 半分を歩いたことになるのだろうか?

激登り、岩越え、痩せ尾根、などなど さすがのDPさんも 少々 お疲れの様子。
ここで 昼食1本とする。

食事を取りながら、何気なく地図を見ていると。。。。。。。 今まで東に向かって進んでいた尾根ルート、 峰山で約90度コースが曲がり、北に向かって歩くことになる。 気にせずに歩いていたら、間違いなく p1014へと続く派生尾根に向かって進んでいたに違いない。

こう云うポイントで休憩をすると、自分の歩いてきた方向すら錯覚するので、出発前に、きちんと地図と方角を確認する癖をつけることが大切だ。

食後に峰山から北に急な斜面を激下る(写真右)
昭文社の地図には、「小天狗岩」、「大天狗岩」との記載がある。

それらしい 大岩は あるものの どれがどれやら 特定できぬまま 通り過ぎてしまった。

p1290へと続くピークへの登り返しが、本日最後の苦難、難関かと 思いきや その手前の鞍部で 新しく出来たと思われる ダートの林道に出る。 どうやら この林道は そのまま ジョウブツ山方面まで続いているらしい。

スーパーハイウェイ林道を快適に歩き、ジョウブツ山とおぼしき所で 一気に斜面を登れば、ジャストミートでジョウブツ山西峰に到着
ジョウブツ山 西峰
右から 小白鬚岳・白鬚岳・大鯛山・高尾山・登尾へと続く尾根
この尾根は 郭公兄ぃと 台高完全縦走を目指し、三之公から池木屋を経て歩き通した 
苦難の思い出のコース


ジョウブツ山からは、地蔵辻を経て、イモザコ谷を降り DP号をデポしてある瀬戸の集落へと激下り。 集落付近で 何故か デポ地が判らず、瀬戸川まで下ってしまう。

瀬戸川沿いの車道を デポ地に向かって 登り帰していると。。。。。。。。。。。 またまた DPさんが 何やら足元をゴソゴソ

ひぃえぇ〜 また ヒルでっかぁ〜

慌てて 軍手をしている手で DPさんの足に吸い付いている ヒルを掴み取る。 踏みつけても 石でゴシゴシしても ビクともせず ニョロニョロ生きている。 くっそぉ〜 何とか退治せねば。。。。。。。 と アセアセしている ピッケル君。 「ヒル退治は タバコが一番なんや」とDPさん。

あわててタバコに火をつけ ヒルに押し付けると あぁっと 云う間に  成仏、 ジョウブツ。。。。。。。 「これが ホンマの ジョウブツ山 やんけ。。。。」 と 呟いた ピッケル君でした (-_-;)

その後もDPさんの体を点検し、 4匹ほどを撃退 \(^o^)/。  かく云うピッケル君は、レインコートの足元で 間抜けに クニョクニョしている 2匹のみで これも 撃退 \(^o^)/。 結局 DPさんは 3箇所程度を吸われた模様。 1箇所も吸われずに済んだピッケル君としては。。。。。。。 「良かったぁ〜 \(^o^)/」 とは 思う反面、 「DPさんに比べたら 美味しくないんヤロカ。。。。。。。 (>_<) 」 などと 微妙なジェラシーを感じたのでした。。。。。。。 m(__)m


無事にDP号に到着後、 帰路に着く。。。。。。。  今日もピッケル君に野暮用があるので、下山後の温泉をパスして サヨウナラ (^_^)/~

車を走らせていると。。。。。。。 数台先を走っていたハズのDP号が ハザードを点けて 留まっている。  「アレアレ 何か車の中に 忘れ物してしまったかなぁ〜?」 そう思って DPさんの 車の後ろに止めると。。。。。。。。


「 いや〜 運転しながら 何か この辺が モゾモゾ すんなぁ〜 と 思って 触ってみたら またまた おったんやぁ〜 」

「慌てて 振り払ったら 助手席の足元に ヒルが落ちたんや〜」

「今から 退治 しようと 思ってな。。。。。。。。」

そう云いつつ タバコを咥えて 火をつけるDPさん (-。-)y-゜゜゜


とんだ 災難の 成仏山 (いな ジョウブツ山) 山行でした 。。。。。。。。。





ピッケル君のアウトドア










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