白馬三山


山行日 2008年8月10日(日)〜11日(月)
参加者 単独
ルート図 こちら 
山のデータ 乗鞍岳: 2436.7 m
小蓮華山 2768.9 m
白馬岳: 2932.2 m
杓子岳: 2812 m
鑓ヶ岳: 2903.1 m
朝焼けの白馬岳と旭岳 (杓子岳より)


0日目 22:30 7:00
京都駅 (さわやか信州号) 栂池高原


1日目 7:00 7:40 8:00 10:00 10:30 12:25 14:00 14:30
栂池高原 (ゴンドラリフト) 栂の森 (栂池ロープウェイ) 栂池平 乗鞍岳 白馬大池山荘 小蓮華山 白馬岳 白馬岳頂上宿舎(テン泊)


2日目 3:00 3:50 5:00 6:00 7:30 10:40 11:05 13:40 21:00 22:00
テント場 杓子岳(御来光) 鑓ヶ岳 白馬鑓温泉 猿倉荘 白馬ロイヤルホテル (さわやか信州号) 京都 生駒


さわやか信州号で 初めての後立山

関西山系ML仲間のS夫妻は、立山〜薬師岳への縦走。 昨年、鷲羽・水晶ヶ岳の山行で知り合ったヒゲヅラオーナーHさんは、ご子息と槍ヶ岳。 好天に恵まれた8月初旬の週末は、皆さん あちこち出かけている模様。 S夫妻との同行を検討したが、例によって金曜日の帰宅時間が確定できず断念(だいたい、同行したらお邪魔虫もえぇ〜とこヤン?)

金曜夜23:00頃帰宅。 ネットに書き込まれた他の山仲間の出発の様子を指を咥えて眺める。 土曜の朝、天気予報を見ると、アルプスは好天の模様。 「うぅ〜 こんなことなら無理してでもS夫妻に同行すれば。。。。。」 後悔後に立たず!

月曜日は休暇を取得できるので、どこか1泊で行けるところは? などと 思いを巡らせる。 こんな時のために、自分のHPの隠しサイトに日程や地域別の山行計画を企画している。 その中から、「さわやか信州号」を利用して、白馬三山への計画を抽出。 さっそく、「さわやか信州号」に電話をすると、1席だけ空いているとのこと。早速、予約をして、いそいそと山行準備。 

寝酒を買い込み、22:30京都発の「さわやか信州号」に乗り込む。 隣で登山姿の高年オヤジ2人組と、リゾートスタイル母子2人組が 座席シートを倒す倒さないでイザコザがあり、気分が悪い。 挙句の果ては、下車時に高年オヤジが下車場所を間違え、引き返すアクシデント。 いやはや ジジイ には 困ったもんだ。。。。。


一気に栂池平へ

栂池高原から、贅沢に 「ゴンドラリフト・イブ」と「栂池ロープウェイ」を乗り継ぎ、ちょうど1時間で栂池平へ。

ゴンドラリフトからは、白馬三山から唐松岳、さらには鹿島槍まで見渡せる。

右の写真は 白馬鑓(左)と杓子岳(右)


栂池平〜白馬大池

栂池ヒュッテと小蓮華山 天狗原の木道
乗鞍岳手前の雪田 乗鞍岳山頂
白馬大池の向こうに雪倉岳と朝日岳 ハクサンイチゲと白馬大池


天狗原から乗鞍岳への登りが、この区間のハイライト。 ゴロゴロ大岩の上を歩く急登、その後は雪渓渡り。 かなりのハードコースであるが、テント泊装備を物ともせずに快調に飛ばす。 途中、大岩の上で重いザックに重心を引かれ、ヒヤリとさせられる場面があった。

乗鞍岳から白馬大池は、まさしく絶景の散歩コース。足元は依然として岩がゴロゴロして歩き難いが、青空の下の景色は最高!。 あちこちに残る雪渓とのコントラストが効いている。


白馬大池〜白馬岳

白馬大池の景色が素晴らしく、ここで大きく1本。 それだけに、その後の船越ノ頭への登りが苦しい。

父親と男の子、女の子のパーティーが楽々とピッケル君を抜いていく。

お揃いのエンジ色のザックに、それぞれ「夏子」、「岳史」と書かれている。 なんとも羨ましい家族だ。

彼らもテント装備。 恐らく同じテン場だろうが、もう、追いつくことは無いだろう。。。。。

船越ノ頭以降は、まさしく稜線漫遊。 少しガスに覆われているが、目の前に続く尾根筋を歩くのは最高に気分が良い。

小蓮華山へと続く稜線を歩く親子3人組み


すごいペースで見えなくなっていく親子3人を見送り、バテバテ気味のピッケル君は小蓮華山手前の小ピークで昼食。 京都駅のコンビニで買った「焼き鯖寿司」。脂が乗ったサバと酢飯のバランスが良く、疲れて食欲低下気味でも 美味しく頂くことができた。 やはり、今後の山行の昼食は「焼き鯖寿司」や「柿の葉寿司」が理想だろう。


やっとの思いで小蓮華山に到着するが、まるで展望なく
1本も取らず、そのまま歩き続ける
小蓮華山から三国境への尾根
三国境手前 三国境から雪倉岳
やっと ガスの向こうに白馬岳山頂を捉える いよいよラストスパート
山頂直前で雷鳥を見つけて小休止 ついに白馬岳頂上に到着
白馬岳頂上から旭岳を望む 1500名も収容可能な白馬山荘
天狗菱と杓子岳 右下に頂上宿舎 岩場のテントサイト

なぜか「親子3人組みに負けるもんか!」 と、変な対抗心を燃やして、休みも取らずガリガリ歩き、2時半にはテントサイトに到着。 テントサイト受付に缶ビールが冷やしてあるが、ここは 「生ビール」まで我慢我慢!

「お父さんにビール買って来いと言われました」と云う、例の「夏子ちゃん」と会話を交わす。 ピッケル君より30分早くテン場に到着したらしい。 なんとも逞しい限りである。 聞くと夏子ちゃんは小学6年、岳史君は中学2年。 本当に素晴らしい山岳ファミリーだ。

急いで テント受付(500円也)を済ませ、テントを張る。 手前は満員でテントスペースが無いが、奥には十分な場所があり、比較的良好な高台の端にテントを構える。

ダッシュで山小屋に行き、待望の「生ビール」

「ぷっ ぷふぁ〜 !」

「うっ めぇ〜」  ゴクゴク

「しもたぁ〜 写真撮んのん忘れたぁ〜」  。。。。。てなこって、 飲み干した後の 「生ビール」映像でぇ〜す。


あまりの疲労で、食欲も無く、 持参した中華丼を食べる気になれない。 「チキン照り焼き」と「おかゆ」で 軽い夕食を済ませ、焼酎飲んで就寝。

いつもより睡眠が浅く、 2時頃 激しい強風でターフがバタバタ云う音で寝付かれない。 

2日目へ 









ピッケル君のアウトドア


























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