十郎山

2008年7月5日(土)
参加者: 郭公さん




十郎山 山頂




いつものように東京3泊出張を終えて 金曜日に生駒の自宅に帰り着くと 郭公さんが十郎山〜孔雀岳へのマイナー尾根をテント泊を計画しているらしい。 出張と連夜の深酒で、体調は最悪ボロボロ。。。。。 それでも思い切って参加を決意!!!!!

21時から支度を開始、 近所のジャスコに食料と飲み物の買出し。 郭兄ぃとのテント泊山行では、最近 焼肉宴会が定番 って ことで カルビ焼肉を買い込む。

7:30 道の駅 杉の湯 で待ち合わせ。 ピッケル号をデポして、郭公号で白川又川林道へ向かう。 数年前まで 相当 上まで車で入れたらしいが、今は手前にゲートがあって車が入れない。


ゲート手前に郭公号をデポして林道を歩く。十郎山なんて超マイナールートにも関わらず、郭兄ぃは、2回もこのルートを歩いているらしい。1回は、ヒノ谷近辺からのアプローチ、もう1回は、十郎山の真東あたりからアプローチしたとのこと。

「こんな感じやったなぁ〜?」 てな雰囲気で 左の写真の登山口から山に取り付く。

すぐに崩壊した「あばら屋」があるが、「こんな小屋 まるで 記憶にあらへんでぇ〜?」 とは 郭兄ぃ。

おいおい 大丈夫でっか? と 思いながらも ひたすら急斜面を登る。歩き出して1時間15分ほどで大一本。 気温も湿度も高く、汗が滴り落ちている。 ふぅ〜 一息。 靴紐が長く垂れていたのが気になり、靴を履きなおして 何気なく 靴下をめくると。。。。。。。

「ひっ ヒッ ひるぅぅぅぅぅー!!」

左足のソックスの下でヒルが完全に皮膚に喰らいついていた !!!!


大峰はあちこち山行しているが、まともに喰いつかれたのは、絵馬小屋谷以来。鈴鹿の谷はヒルで有名だが 大峰は比較的 ヒル被害は少ないと思っていた。 これほどまでにヒルがいるとは驚き!!!!! これも温暖化のセイやろか? それとも 食糧不足でシカの行動範囲が変わったことが原因ヤロカ? 大峰にこれ以上 ヒル生息地が拡大するのは、なんとか阻止してもらいたい!!!!!?

その後も急斜面をガリガリ登ると、ヒルには5〜6匹遭遇、挙句には「マムシ」まで登場!! しかし、一向に十郎山に続く尾根に出る気配が無い。 精も根も尽き果てた頃、急斜面を右手に巻くと 林業作業用のモノレール(?)に出会う。 郭兄ぃによると これを伝えば 十郎山に出るらしい。

そうは 言うものの、ここまで4時間以上も費やしてしまっている。 ここから当初のテン泊予定地までは、まだまだ全工程の約2/3を残していることになる。 ここで大休止して撤退することを決定。せっかくなので空身でピークを確認しに行くと約5分ほどの登りで、まさしく十郎山に到着。 展望も無く、何の感慨も無い。

撤退は林業作業用のモノレールに沿って、これまた急勾配の下りをひたすら下る。

膝をガクガク言わせながら、約3時間もかかって、デポ地に辿りつく。 車に乗る前に、全身 くまなく ヒル ちぇっく

「げっ 。。。。。 またかよ!!」
今度は、右足の脛部分。 なんと ソックスの上から しっかりと皮膚に喰いこんでいる。 なんて奴らだぁ〜!!
結局、下山までに遭遇したヒルは10匹以上。。。。。。

「郭兄ぃ〜 こんな短時間に 限られた場所で10匹以上のヒルに遭遇した っちゅうことは、この山全体を考えたら数十万匹っちゅう ヒルがいるんとちゃいまっか?」
「。。。。。。。。。。」
考えるだけで おぞましい

本当にお疲れ様でした。。。。。。。。



生き物好きのピッケル君は、面白がってヒルの写真を撮ってみました。
クリックすると 画像が大きくなりますが、お食事中の方はご遠慮下さい。。。。。。



赤線が登りに使ったルート。
青線が下りルート。

どちらも 推測で地図をなぞっています。

標高950 M 地点までは等高線が詰まっていて、どのルートで行っても激登り。下りに使った尾根が唯一 まともそうに見えるが、それでも 登山道になっていない斜面を登るのは厳しい。

一番まともそうなルートとしては、十郎山山頂の北東にあるp1023を通るルートだろうか?

郭兄ぃは、2度も十郎山を通って大峰に入っている。しかも2回目は、取り付きから2時間程度で十郎山に着いたと云う。

恐らく郭兄ぃ が2度目に使った道はp1023を通るルートだろう。その当時は、白川又川林道にゲートが無く、トンネルの先まで車が入れたらしい。ゲートが出来た今となっては、こちらの取り付きまで入るのも相当な距離だ。

お楽しみ:

上北山温泉 薬師湯で さっぱり

山の記録:

十郎山:1269 m







ピッケル君のアウトドア









































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