竜ヶ岳
(竜ヶ岳 1099.6 m)
(静ヶ岳 1088.6 m)
2006年5月21日(日)
参加者: ML仲間9名
竜ヶ岳
ルート:
総行程 約 9.4 Km
9:15 11:45 12:30 12:55 13:25 13:30 14:50
宇賀渓登山口(第1デポ) → ホタガ谷出合
→ 静ヶ岳分岐 →静ヶ岳(昼食) → 静ヶ岳分岐
→ 竜ヶ岳 → 石榑峠(第2デポ)
紀行文
鈴鹿詣での復活
昨年秋から密かに鈴鹿詣でを続け、地道に仙ヶ岳から御池岳までの鈴鹿山脈を踏破しようかと考えた。鈴鹿詣で2回目の鎌ヶ岳で雪に遭い、激しい捻挫で2ヶ月間の静養を余儀なくされた。
関西山系MLのD師匠の発案で、「羊」と呼ばれるシロヤシオを観に竜ヶ岳へのツアーが企画され、ピッケル君も参加することにした。
当日はご家庭の都合でD師匠が欠席。早朝7:30名阪国道の針SAに集まったのは、D師匠から取りまとめ役を委任された郭兄ぃを始め、HAMAさん、どんさん、のんぶ〜、かぎろひさん、ももさん。 東名阪鈴鹿ICを降りたところで、LINちゃんと、tohruしゃんが合流して、総勢9名の大所帯。
車3台のうち、2台を最終下山地点である石榑峠にデポ。 残りの1台を宇賀渓に戻し、宇賀渓より出発。 今日は好天の日曜日とあって、中高年ハイカー(我々も同じやけど。。。。)の団体さんが多数出発。
ホタガ谷出合いまでの20分は、勾配のゆるやかな幅の広い林道をぞろぞろ歩く。ホタガ谷出合いで、大きく右側に進路を取り、裏道登山道の急な登りに取り掛かる。周囲はいずれも10名前後の団体さんなので、我々9名も含めて 結構な大所帯で長い縦列を作って裏道登山道を進む。
笹原の急登を列を成して。。。。 | 振り返ると すっかり気分の良い眺め |
急登を上りきると尾根路に出る。 ここがお目当てのシロヤシオ街道だ。 。。。。。。。んがぁ〜 「今年は全ての季節が1〜2週間遅れている」との情報とおり、まだまだ蕾は固く、シロヤシオの花は見当たらない。
笹原に出ると、20分ほどで静ヶ岳への分岐。 ここで、静ヶ岳ピストン組と、竜ヶ岳直行組に分かれる。 ピッケル君は、静ヶ岳ピストン組に参加する。 昭文社の地図では、往復2時間程度の行程。 竜ヶ岳直行組をあまり待たせる訳に行かないので、すごいスピード。
遅咲きのカタクリ | イワカガミ |
鞍部では、すっかり季節が終わった中で一輪だけ取り残されたカタクリをみつける。 静ヶ岳への尾根道は快適で、みんな足取りも軽い。 郭公さんによると静ヶ岳の手前でイワカガミの大群が見られると云う。
あった、あった、次々に赤く可憐なイワカガミが咲いている。まさしく、イワカガミの絨毯だ。
イワカガミに出迎えられつつ、あっと云う間に、静ヶ岳に到着。 竜ヶ岳直行組みを待たせることになるが、ここで昼食とする。 どんさん、郭公さんは、ちゃっかりビール持参だ。
静ヶ岳から眺める竜ヶ岳 | 竜ヶ岳に続き釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳と続く展望 |
静ヶ岳からの復路は、のんぶ〜が先頭で、さらにスピードアップ。もう誰にも止められない脅威のスピードだ。 負けず嫌いのピッケル君も向きになってぐんぐんのんぶ〜を追いかける。 最後の竜ヶ岳への登りでは、ダッシュ一本。 もう息が上がってクタクタだ。
竜ヶ岳への最後の登り | 登りの中腹から振り返ると。。。。 |
竜ヶ岳山頂から。。。。 左が先ほどまでいた静ヶ岳、中央が御池岳、右が藤原岳 |
竜ヶ岳からの下り |
竜ヶ岳で待っていてくれた仲間と合流し、全員で記念撮影。 その後は、石榑峠へと下山する。
石榑峠への下山路にて ほんの少し咲き始めたシロヤシオとご対面 |
重ね石 こう云う岩を見るとついつい登りたくなる。。。。? |
下山途中で、「重ね石」と標識の出ている巨石と遭遇。 どうやってこんな岩が積み重なるのだろう。。。。? その一方で、精神年齢の低いピッケル君は、ついつい登ってみたくなる。 と、その前に最長老のどんさんまで、果敢に挑戦。 そういえば、どんさんは、鳳凰三山でもオベリスクに果敢にアタックしたそうだ。若さの秘訣は、このチャレンジ精神にあるんだろうか? まぁ〜 精神年齢の低さで云えば、ピッケル君も負けてはいない。。。。。
第2デポ地点の石榑峠に下山して、車で帰路につく。 車を使って竜ヶ岳への登山は、宇賀渓にデポして、裏道登山道と長尾滝とを周回するコースがメインとなり、同日中に静ヶ岳をピストンするのは時間的に困難になる。 さすがにD兄ぃの計画で、石榑峠を第2デポ地として車を廻しておけば、静ヶ岳へのピストンが楽勝コースとなる。 このような贅沢コースが満喫できるのも、山系MLの仲間がいるお陰だ。。。。 感謝感謝!
ご一緒した 郭兄ぃ の ページ ⇒
ご一緒した どんかっちょ! さんのページ ⇒
ご一緒した HAMAさんのページ ⇒
お楽しみ:
石榑峠からの帰路、片岡温泉でさっぱり ⇒
600円で値段も手ごろ、泉質もよく、すっかり大満足。