ピッケル君のアウトドア



ナメラ山〜桧塚〜千秋峰
(ナメラ山 1183.3 m)
(岩屋口山 1104 m)
(桧塚  1402 m)

2006年4月1日(土)
参加者: 郭公さん、円さん、のんぶ〜さん


桧塚

ルート:

   6:00      7:30      8:50       10:50      11:10     11:50    13:45      14:15    15:15
 自宅(生駒) ⇒ みのや → 青田発電所 → 池杉山(p1074) → ナメラ山 → 岩屋口山 → 桧塚(昼食) → 千秋峰 → マナコ谷



先週からの持ち越し山行
先週末も郭さんからメールが入っていて、青田発電所からナメラ山を通って、桧塚へのルートにチャレンジしようとのお誘い。 先週末は、行き先が天竺山になり、さらにピッケル君はドタキャン。 「今週こそは!」の思いを込めた山行だ。

この桧塚・千秋峰は、今は亡き愛犬トシノスケとの思い出の地だ。 トシノスケが千秋峰から木梶山方面を見渡している姿は、今も瞼に焼き付いて離れない。
高見山方面の拠点となる「みのや」で集合。 高見トンネルを越えて加杖坂峠を回って青田川沿いに出る。 郭ヤンの車を先回りして、下山地点であるマナコ谷付近にデポし、残りの車は青田発電所付近に駐車。

これから向かう桧塚(左) 水無(中央)、国見(その横) 高見山から東に続く尾根


発電所からしばらく林道を歩くが、このメンツ、例によってタダ者では無い。林道が途切れると、道なき道を鹿避けネット沿いにガリガリと登りだす。 こうなってくると皆、急に目の色が変わりだす。歩き始めから30分程度で、やっと岩杉山へと向かう明瞭な尾根筋の登山道に出会う。 この人達の的確なルートファインディングは見事としか云いようが無い。さらに尾根沿いを快適に登ると、始めのピークは池杉山。昭文社の地図にも国土地理院の地図にも名前の出ていないp1075、山名版には、ちゃんと「池杉山」と書かれている。これから向かう桧塚、明神さらには高見山から三峰山、その先には、住塚、国見、鎧、兜などの室生の山々が一望できる。 みな、一昨日から昨日にかけて降った雪を抱いていて、なかなかの絶景だ。

ここからは、東にきれいな尾根沿いの道が続いている。一昨日からの雪で積もったと思われる新雪に足跡をつけるのは気持ち良い。のんぶ〜さん、「先頭行って良いぃ〜?」とか言いながら、まだ誰も踏んでいない新雪に真新しい足跡をつけて子供のようにはしゃいでいる。 


池杉山からの尾根と目指す桧塚


この尾根沿い道は、とにかく快適だ。 いかにも台高らしい、自然林に囲まれた景色に加え、落ち葉の上の雪、みんな 「えぇ〜とこヤンカ〜」のオンパレード。 「また新緑の季節と秋に来たいコースやなぁ〜」とは円さんのセリフ。


台高らしい自然林の雪化粧


池杉山から20分程度でナメリ山に到着。例によって、わらじ山岳会のふくろう山名版がある。ここで記念撮影をして、次なるピーク・岩屋口山へと進む。 尾根を進むにつれて、窪地の雪は吹き溜まりのために深みを増している。 のんぶ〜さんの 「新雪足跡攻撃」に負けぬよう、私も スパッツを装着して、さらに深くなった雪にズボズボ入って 雪の感触を楽しんむと、郭ヤンから、「何や、ピッケル君も案外 子供っぽいんやなぁ〜!」。 そういえば、北の大地の大学に入って始めて雪が積もった日には、授業をサボって、雪だるまを作ったなぁ〜。  子供っぽいと言われたら確かに、あの頃から精神年齢が増加していない気もする。 でも、何か雪ってワクワクするよなぁ〜


新雪のきれいな尾根筋 すっかり雪に埋もれた桧塚


岩屋口山を少し過ぎたあたりで、正午となる。 頑張って桧塚まで行って昼食を。。。。。 などの方向が甘かったようで、p1186を過ぎてからは、皆の発言も「ハラ減ったなぁ〜」だけになってきた。 いつまでも大人になれない ピッケル君も 血糖値の急激低下で 景色を楽しむ余裕も無い。 ついに桧塚手前のダラダラ登りに耐え切れず、小休止の際に「おにぎり」をほおばった。 鮭にぎり の美味しいこと美味しいこと。。。。。
最後の桧塚への登りは雪が深い。 馬力のある円さんが先頭に立ちラッセルしてくれるので、3番手の私は楽な思いをさせてもらった。

やっとの思いで 桧塚への到着は13:45。 池杉山(p1074)からは3時間の尾根歩き。 ちょうど1日のコースとしては快適な距離かもしれない。 


トシノスケの思い出が残る千秋峰 名残惜しく振り返ると。。。。。


せっかく、桧塚まで空腹を我慢してきたのに、桧塚は風が舞っていて、いろんな方向から強風が吹きさらし、とてもコンロを焚いて、昼食との気分ではない。みんな、手軽に持参の弁当をパクついて、簡単に食事を済ませて、一気に千秋峰へ。 千秋峰はトシノスケとの思い出の場所だ。 

千秋峰からは、ふかふか新雪が膝に優しく、林道を1時間ほどでマナコ谷へと下山。

お楽しみ:
スタンプ10枚が溜まり、本日は無料で入浴の 「みのや」



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