山ノ神ノ頭

山ノ神ノ頭

（山ノ神ノ頭　1099.1 m)

2005年5月29日（日）
参加者：　ML仲間多数

ルート：
（総行程：約 5.7 Km、　標高（＋）約 600 m）

　　　7:00　　　　　　9:30　　10:00　　　　　12:45
　　明神出合　→ 　山ノ神ノ頭山頂　→　明神出合　

関西山系ＭＬ仲間で大集合イベントが計画され、参加してきた。出発前に「イチッ、　ニィ、　サン、　｡｡｡｡」と点呼を取ると、どうやら総勢１６名のようだ。　きれいな渓谷を渡って東屋脇の登山道からいきなりの急登が始まる。　ちょっと宿酔いでこの急勾配はかなり辛い。幸いに大所帯でペースも遅く、なんとかかんとか最後尾近くをついていく。

今年は４月以降、どっぷりと台高山脈づけの状態だ。　前回の池木屋～明神平の縦走で、台高山脈完全踏破（尾鷲～三峰）も視野に入り、残された部分は、池木屋～大台ケ原、　まさに台高山脈の核心部・中心部がポッカリ抜けている状態だ。

本日のコースは、まさしくこの未開拓部分の「ど真ん中」に位置する。

急登を終えて尾根筋に出ると、いかにも台高らしい雰囲気が出てきた。　４月からどっぷり台高に浸っているが、何度味わっても味わいがいのある雰囲気だ。ブナやヒメシャラの大木、　そして倒木に生えるコケ、、、生命の輪廻なんてぇ～のを感じたりする。　野草や植物に詳しい同行のｐａｎａさんによれば、ブナの寿命はせいぜい２００～３００年程度のようだ。　台高の素晴らしいフィトンチッドのおかげで、すっかり体内に残留していた昨夜のアルコールも完全浄化されたようだ。

山頂が近づくと、ヤマツツジやシロヤシオが満開でお出迎え。　前回の池木屋縦走の際には、シロヤシオはまだ蕾の木が多かったが、時期的には今週がバッチリのようで、今日のシロヤシオは大満開だ。

山頂には小さな山名版があるだけで、まるで展望が利かない。　台高縦走路は山頂から少し東側に下がったところにある。　いずれはこの縦走路を踏破して、台高山脈完全踏破達成の日が訪れるのだろうか？　時間的にも早いので、みな持参の「柿の葉寿司」の品評会で軽いランチ。　今日はピストンの予定だったが、３名は馬ノ鞍峰へと足を伸ばし、カクシ平から明神出合へ戻るらしい。　ピッケル君もこの周回コースに食指が動いたが、中国出張帰りで疲れているのでまたの機会にすることにした。

帰りは「入之波温泉　五色湯」でさっぱり汗を流して帰路につく。　いつもは山行～温泉　後の運転は眠たくなって困るけど、今日は同じ生駒在住のＭＬ仲間がご一緒で、帰りの車中も楽しい会話で眠気も訪れず助かった。


大きな穴のブナ巨木	ヒメシャラの脇を抜けて｡｡｡


巨大な倒木をそのまま利用した道	丸木の吊橋を慎重に。。。


満開のヤマツツジ	シロヤシオ


満開のシロヤシオ	山名版