桧塚〜明神岳
(桧塚奥峰 1420 m)
(明神岳 1432 m)
2003年9月7日(日)
参加者: トシノスケ
明神岳から望む桧塚
ルート:
9月6日(土)
22:20 0:30
生駒 ⇒ 蓮ダム上流駐車場(前夜泊)
9月7日(日)
8:00 8:45 10:40 10:50 11:30 11:50
12:45 14:50
蓮ダム上流 ⇒ マナコ谷登山口 → 桧塚 →
桧塚奥峰 → 明神岳 → 明神平(昼食) → 明神岳 → 登山口
ルートマップはGPSを利用せず、あくまで適当に歩いた軌跡を思い出しながら
プロットしました、とっても適当なので、参考にしないで下さい
紀行文:
ストレス発散は前夜泊!?
プライベートにいろいろあって、ストレスが溜まり、どうにもこうにも我慢できなくなって、ついに爆発!!
突然、土曜日の夜に思い立って、トシノスケと家出をすることにしました。前夜泊、家出、と云えば、いつもお決まりの場所があるのだけど、もう、たいがい行き飽きたので、今日は違うところにしよう。いろいろ考えた結果、昔、アマゴ釣りの際にみつけた絶好の前夜泊ポイント(木屋谷川沿い駐車場)に行く事にした。
家を出たのがすでに夜の10時すぎ。高見トンネルを越えるところまでは、何の問題も無いが、国道166号から蓮ダムへと向かう加杖坂峠が超コワイ。街頭なんか全く無く、しかも道幅が非常に狭いので、神経を使う。さらに、道には突然、鹿の眼が光っていたりして、ちょっとチビってしまいそう。
昔、みつけた絶好ポイントには、すでに1張、テントがある。迷惑をかけないように、一番離れた場所にテントを張って、トシノスケと酒盛り。ストレス発散には、これが一番!!
翌日は、特にルートも決めていないので、適当な時間に起きて、適当に出かければ。。。。。と、気楽に川のせせらぎ、と、酒、と、孤独を楽しむ。こんなときにトシノスケがそばにいてくれるのがとっても心強い。さすがに一人では加杖坂峠が越えられない。。。酔いも廻って、トシノスケと一緒にテントで就寝。
桧塚へ
あまりに快適だったので、眼が覚めたらすでに7時。のんびり朝食を食べると、遠くのテントも行動を開始した。小さなお子さん3人連れの御家族で、楽しそうだった。
テントを撤収して8時頃に駐車場を出発。今年の3月頃に1度、同じデポ地から桧塚を目指したが、生憎、すごい吹雪で、桧塚手前で敗退している。
前夜泊絶好ポイント テントは裏側を乾燥中 |
マナコ谷の登山口からは、しばらく林道を歩く。千秋峰に出る頃には、一気に視界が開けて、行く手には目的の桧塚、北西側には国見山から高見山へと続く稜線が見渡せる。大峰は暗く、うっそうとした感じがするが、明神周辺の台高山域は明るい感じがする。
3月にはここで吹雪のため敗退 | 千秋峰から望む高見山 |
千秋峰付近で、尾鷲から来られた5人連れのグループに出会い、しばらくいろいろ情報交換。何やら楽しそうなグループでした。彼らは桧塚はやり過ごして、先に明神岳へと向かわれる、とのことなので、こちらは先に桧塚に寄ってみる。桧塚手前の景色は素晴らしかったが、桧塚山頂は展望もなく、早速引き返す。
桧塚から10分ほどで、桧塚奥峰に到着。ここも山名板があるだけで、展望が無いかと思ったが、ルートからはずれて少し南側に行くと最高の景色が楽しめた。
そろそろお腹が減ってきたので、明神岳あたりで昼食を摂ろうと、明神岳を目指したが、明神岳には山名板があるだけで、昼食に良いポイントが見当たらない。これならいっそのこと明神平まで行ってしまおうと、一気に明神平へと向かう。
前夜泊で少々疲れ気味なので、明神平の屋根のある休憩場で食事をする。大阪から来られた、どこかの山岳会の4人組みと御一緒させて頂く。若い女性に、毛並みが良いとか、お利口さんとか褒められてトシノスケもご満悦。
明神平東側の水場で、水を補給して、戻ることにした。この時点では、しっかり地図を見ていなかったので、ピストンではなく、水場からそのまま奥山谷を降りてデポ地に戻れることに気付かなかった。そのまま桧塚奥峰付近で出会った方に、奥山谷から下れることを教えてもらい、ちょっとショック。でもまた千秋峰からの景色を楽しむ事ができたので、まぁいっか!
桧塚からの景色を眺めるトシノスケ | |
千秋峰付近で、登りの際に一緒になった尾鷲からのグループに追いつき、御一緒に下山。トシノスケも皆に可愛がってもらって、とても楽しい山行でした。
帰りは、いつもの通り、「みのや」で温泉を楽しんで帰りました。これで「みのや」のスタンプも6個も溜まった、もう少しで1回入浴無料だ!
やっぱり、イライラした時には山が最高!!
前夜泊の酒、天気、景色、などなど3拍子揃った、山行ですっかり、イライラした気分を吹っ切る事ができました。